Meta広告は優れたターゲティング性能がある反面、扱い方や仕様の理解が難しい媒体です。
今回は最近追加された「関連メディア」というめちゃくちゃ注意が必要な仕様について解説します。
「分かってないと予期せぬ事故を起こすかも…」
関連メディアとは

関連メディアは、広告に設定しているクリエイティブに加えて過去に使用していた広告クリエイティブをMetaのAIが勝手に判断して配信するというものです。
Metaいわく、コンバージョンの機会を逃さないようにするための仕様とのことです。
しかも「関連メディア」の設定は広告を作成、複製するとデフォルトでオンになる仕様ですのでオフにしたい場合は手動で設定を触る必要があります。
なぜ「関連メディア」に注意が必要か?
察しの良い方ならお気づきかも知れませんが、例えば期間限定のキャンペーンを過去に配信していた場合、この設定をオンにしてしまうと、過去に配信していた広告クリエイティブが配信されてしまうため、本来配信したい広告と全く意図が異なる広告を配信してしまう可能性があります。
(例えば、もう終了しているキャンペーンのバナーを配信したり)

終了している期間限定キャンペーンのバナーを配信するなんて、意味が無さすぎる…
どこで「関連メディア」の設定を変更するのか
「関連メディア」の設定変更場所ですが「広告」のクリエイティブを選択するあたりにあります。
デフォルトではオンになっているため、勝手に追加で配信するメディアが選ばれた状態になっています。
基本、一旦すべてオフにすることをオススメします。





うっかり関連メディアをオフにすることを忘れてしまうと、思わぬ広告が配信される羽目に…
有効な活用方法
私はこちらが意図した広告をしっかりオーディエンスに届けたいため、「関連メディア」は基本的にオフで良いと考えています。
ただ、有効に活用する方法があるとすれば「期間限定ではなく、常時配信する広告」であれば適用してもよい設定かなと思います。
常時配信する広告であれば、過去に使用してあまり効果が無かった、もしくは厳密にテストできなかったクリエイティブも今配信すると効果があるかも知れないからです。
なので、常時配信キャンペーンで「関連メディア」を使う場合は、その広告と関連のある広告クリエイティブのみ適用して配信し、様子を見ることも選択肢としてはアリかなと考えます。
まとめ
今回は関連メディアについて解説しました。趣旨と異なる広告が勝手に配信されてしまうのは怖いですね…せめてデフォルトではオフの状態であってほしいです。



最近のMetaは「これ、いる?」みたいな仕様変更であったり、配信エラーが頻発しているので、このような媒体の仕様変更に目を光らせつつ狙い通りの配信ができるよう取り組んでいきましょう!
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