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Googleビジネスプロフィールの「臨時休業」が解除できない・勝手に付く原因と対処|京都の店舗が改装・長期休業明けの機会損失を防ぐ手順

Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できない、Googleマップが勝手に臨時休業になる原因を6つに切り分け、管理画面からサポート問い合わせまで4段階の解除手順を解説。京都の店舗が改装・長期休業明けに機会損失を出さないための、休業前から再開日までの段取りと広告の扱いもまとめました。

この記事のポイント

  • Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できないときは、まず管理画面で「営業中としてマーク」し、24時間ほど反映を待つのが出発点になる。
  • 臨時休業の原因は、戻し忘れ・修正提案・Webの休業告知・営業時間の空白・他媒体との不一致・連携ツールの6つに分けられ、症状から当たりをつけられる。
  • 管理画面で直らない場合は、通知の破棄、一覧からの変更、マップからの修正提案、サポート問い合わせの順に進めるのが基本の流れになる。
  • 損失の主因は順位低下よりも、臨時休業の表示を見た見込み客が来店をやめることにあると考えられ、当日中の解除申請が最優先になる。

改装が終わって店を開けたのに、Googleマップには「臨時休業」の赤い文字が出たまま。電話も来ない、予約も入らない。そんな状況でオーナー確認のボタンを探し回っている方は、少なくないはずです。

Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できないとき、問題は「ボタンの場所」ではなく「誰が、どの経路で休業を付けたのか」にあることが多いと言われています。原因が違えば、効く手順も違ってきます。

この記事では、症状から原因を6つに切り分け、4段階の解除手順とサポートへの伝え方までを一本の流れでまとめます。そのうえで、京都の店舗が次の改装や冬季休業で同じ目に遭わないよう、休業前から再開日までの段取りと広告の扱いにも触れます。なお、Googleマップ上で店舗が「閉業済み」と出ている場合は原因も手順も別物です。その場合は「閉業済み」と誤表示された場合の修正手順をご覧ください。

再開したのにマップは臨時休業のまま

Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できないとき、最初に何をすればいい?

Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できないときは、管理画面で「営業中としてマーク」を実行し、数時間から24時間ほど反映を待ちます。それでも変わらなければ、原因の切り分けとサポート問い合わせへ進みます。順番を飛ばさないことが、遠回りを避ける近道です。

結論:まず管理画面で「営業中としてマーク」し、24時間は様子を見る

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに表示される店舗情報を、オーナー自身が管理するための無料ツールです。臨時休業の表示が出ているとき、この管理画面に「営業中としてマーク」というメニューが用意されています。まずはこれを押します。

押した直後に表示が変わらなくても、慌てて何度も設定を触るのは避けてください。反映には時間がかかる場合があり、その間に営業時間や住所を編集すると、かえって原因の切り分けが難しくなります。

「解除できない」は3症状に分かれる(ボタンがない・戻る・反映されない)

「解除できない」という訴えは、実際には3つの別々の症状を含んでいます。

  • ボタンがない:「営業中としてマーク」が見当たらない。オーナー確認が済んでいない、または別のアカウントで管理されている可能性があります。
  • 戻る:解除したのに、数日後にまた臨時休業になる。自社サイトやSNSの告知、連携ツール、第三者の修正提案など、プロフィールの外側に火種があることが多い症状です。
  • 反映されない:操作は完了したのに、検索やマップの表示が変わらない。待ち時間の問題か、Googleによる変更が優先されている状態が考えられます。

どれに当たるかで、次に読む場所が変わります。「ボタンがない」ならオーナー確認ができない時の代替手段、「反映されない」ならGBPの更新が反映されない時の切り分けが深掘り先です。

この記事で当日中に終わる範囲と、数日かかる範囲

当日中に終わるのは、管理画面での解除操作、通知の確認、修正提案の申請、サポートへの問い合わせ送信までです。ここまでは自分の手で完了できます。

一方、Googleの審査や反映は、こちらで時間を縮められません。他媒体の表記修正も、媒体ごとに更新の反映速度が異なります。「今日やること」と「数日待つこと」を分けて考えると、焦りが減ります。

Googleマップが勝手に「臨時休業」になる原因は何?

原因は意外なところに残っている 原因は意外なところに残っている

Googleマップが勝手に臨時休業になる原因は、大きく6つに分けられます。オーナーや委託先の戻し忘れ、ユーザーの修正提案、Web上の休業告知の自動読み取り、営業時間の空白、他媒体との不一致、連携ツールによる上書きです。米国のローカルSEO会社Sterling Sky(Joy Hawkins氏が率いる)も、意図しない臨時休業の原因を同様の観点で整理しています。

日本語の解説記事は原因を「誰かが設定した」程度で止めがちですが、切り分けができないと対処も的外れになります。ひとつずつ見ていきます。

原因1:過去に自社や委託先が設定して戻し忘れている

最も多いと紹介されるのが、これです。海外の実務記事(Pathfinder SEOなど)でも、最頻の原因は管理権限を持つ誰かが過去に臨時休業を設定し、戻し忘れたケースとされています。

日本の店舗でも、前任の店長、制作会社、広告代理店、MEO会社など、管理者権限を持つ人は意外に多いものです。まず管理者一覧を開き、誰が権限を持っているかを確認してください。社内で「自分は触っていない」と言い合う前に、委託先にも一声かけるのが早道です。

原因2:ユーザーやローカルガイドの「情報の修正を提案」

ローカルガイドとは、Googleマップに口コミや写真、情報修正を投稿する一般ユーザーのプログラムです。ユーザーやローカルガイドは、Googleマップの「情報の修正を提案」から、営業状況の変更を提案できます。

たまたま定休日に訪れた人が休業と誤解して提案したり、競合や悪意ある第三者が提案したりする可能性も、Sterling Skyは挙げています。観光客の多い京都では、閉まっている時間帯に前を通った人が提案する場面も想像できます。この種の対策は観光地店舗のGBPを第三者の修正提案から守る管理フローにまとめています。

原因3:自社サイト・SNSの休業告知をGoogleが読み取って自動更新

自社サイトのトップに「改装のため休業中」と書き、そのまま消し忘れている。Instagramの固定投稿に同じ告知が残っている。Sterling Skyは、Web上の休業告知をGoogleが収集して臨時休業に反映するケースを挙げています。

この場合、管理画面でいくら解除しても、元の告知が残る限り戻る可能性があります。「戻る」症状の筆頭候補です。

原因4:長期間の営業時間の空白・特別営業時間の連続入力

特別営業時間を何週間分も連続で入力したり、通常営業時間を空欄にしたりすると、Googleが休業と判断する場合があると海外の実務記事では注意されています。特別営業時間は短期の変更用の機能で、長期休業をしのぐ道具ではありません。使い分けは後述します。

原因5:食べログ・Appleマップなど他媒体の休業表記との不一致

NAP情報の一貫性とは、店名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)をWeb全体で同じ表記に揃えることを指します。営業状況についても同じことが言えます。食べログやAppleマップ、Yahoo!プレイスなどに「休業中」と残っていると、Googleが情報を突き合わせる過程で影響を受ける可能性があります。

原因6:連携ツール・フィードによる上書き

予約システム、店舗管理ツール、MEO管理ツールなどがGoogleビジネスプロフィールとAPIやフィードで連携している場合、ツール側の設定が管理画面の操作を上書きすることがあります。管理画面で直しても数時間後に戻るなら、連携中のツールを一度すべて洗い出してください。

臨時休業を解除する手順は?管理画面で直らない時の4段階

臨時休業を解除する4段階 図1: 臨時休業を解除する4段階

臨時休業の解除は、検索画面のプロフィール編集、「Googleによる変更」の確認、ビジネスプロフィールマネージャーの一覧、マップの「情報の修正を提案」の4段階で進めます。前の段階で直らなかったときだけ次へ進む形にすると、迷いません。画面の名称は2026年時点のもので、Google側の更新で表記が変わる場合があります。

手順1:検索画面のプロフィール編集から「営業中」に戻す

Googleアカウントでログインした状態で、自店名をGoogle検索します。右側または上部に表示される管理メニューから「プロフィールを編集」を開き、営業時間の画面で「営業中としてマーク」を選びます。

ここで通常の営業時間が正しく入っているかも、同時に確認してください。空欄のままだと、再び休業扱いになる原因を残します。

手順2:「Googleによる変更」の通知を確認して破棄する

管理画面に「Googleによる変更」という通知が出ている場合、Googleが自動で臨時休業にした可能性があります。内容を確認し、実態と違えば破棄(または却下)します。

通知を見落としたまま再度設定しても、Google側の変更が優先され続ける場合があります。オーナーは画面上部のお知らせ欄を、一度は必ず見ておきたいところです。

手順3:ビジネスプロフィールマネージャーの一覧から状態を変更する

複数店舗を持つ場合や、個別画面で操作がうまくいかない場合は、ビジネスプロフィールマネージャーの一覧画面から、対象店舗の営業状況を変更します。Sterling Skyも、個別画面で直らなかったときの次の手として、一覧からの操作を挙げています。

店舗が1つだけでも、一覧から行うと別の画面経路が使えます。個別画面でボタンが出ない症状に効く場合があります。

手順4:Googleマップの「情報の修正を提案」から営業中を申請する

それでも変わらなければ、Googleマップ上の自店のページから「情報の修正を提案」を開き、営業中であることを申請します。オーナー自身が行う修正提案でも、審査を経て反映されます。

ここで申請する際は、営業時間が正しく入っていることと、営業中であることを選択する点に注意してください。店頭の最新写真を添える手もあります。

反映までの目安と、待っている間に触らない方が良い項目

反映の目安は、数時間から最大24時間程度です。この間は、店名・住所・カテゴリの編集を避けてください。変更が重なると、Googleの再審査が入る可能性があり、反映がさらに遅れかねません。待つ間にやってよいのは、自社サイトやSNSの告知更新など、プロフィールの外側の作業だけです。

それでも臨時休業が消えない場合、Googleサポートには何を伝える?

24時間を過ぎても消えない場合は、ビジネスプロフィールのサポートに、営業実態を示す証拠を添えて問い合わせます。「臨時休業が解除できません」だけでは情報が足りず、往復が増えます。事実と証拠を最初の1通にまとめるのがコツです。

問い合わせ前に揃える証拠(店頭写真・営業時間の掲示・サイトの告知)

揃えておきたいのは次のものです。

  • 当日撮影した店頭写真(看板、営業中の様子、入口)
  • 営業時間を示す掲示や、メニュー表の写真
  • 自社サイトの営業案内ページのURL(休業告知が消えていることが分かるもの)
  • すでに試した手順(4段階のどこまで行ったか)と、その日時

メインの証拠は「営業していることが第三者にも分かる写真」です。公式サイトのスクリーンショットも補強になります。

サポートフォームに書く内容の型

文面は長くしないほうが通りやすいはずです。型としては、次の順で書きます。

  1. 店名と、プロフィールのURL
  2. 症状(例:営業を再開したが、Googleマップで臨時休業と表示され続けている)
  3. 試した操作とその日時
  4. 営業中であることを示す証拠の添付
  5. 希望(営業中への表示変更)

「いつから」「何を試したか」「何を直してほしいか」が一読で分かる形にすると、やり取りの往復が減ると考えられます。

有料で直すと持ちかける電話は公式ではない点に注意

Pathfinder SEOなどの海外情報では、修正提案で休業マークを付けた後に、Googleサポートを名乗って有料の修正を持ちかける手口が報告されています。国内での頻度は分かっていませんが、警戒しておく価値はあります。GoogleがGoogleビジネスプロフィールの修正を有料で請け負うことはありません。不審な電話やメールは、相手の連絡先を控えるだけにして、契約や支払いには応じないでください。

解除したのにまた臨時休業に戻るのはなぜ?再発を止める情報の揃え方

解除したのに臨時休業へ戻る原因は、Googleビジネスプロフィールの外側にあることが多いと言えます。自社サイト、SNS、他媒体、権限を持つ人の4か所を点検し、営業状況の表記をWeb全体で揃えることが再発防止の中心です。

自社サイトとSNSに残った「改装のため休業中」の告知を更新する

最初に見るのは自社サイトです。トップのお知らせ欄、営業案内ページ、フッターに休業告知が残っていないか、また「◯月◯日まで休業」という日付の過ぎた文言がないかを確認します。

次にInstagram、X、Facebookの固定投稿とプロフィール文です。固定投稿は忘れやすく、半年前の「改装のため休業中」がそのまま残っているケースも考えられます。更新できないなら、告知を削除するだけでも効果があります。

食べログ・ホットペッパー・Appleマップ・Yahoo!プレイスの営業状況を揃える

次に、食べログ、ホットペッパー、Appleマップ、Yahoo!プレイスなどの営業状況を確認します。各媒体で営業時間・定休日・休業表記が一致しているかを見てください。iPhoneで検索するインバウンド客はAppleマップを使う比率が高いとされるため、Appleマップの店舗情報を修正する手順とYahoo!プレイスの営業情報を修正する手順も合わせて実行先として使えます。

再開の投稿・最新写真・営業時間の再保存で営業実態のシグナルを足す

解除後は、営業中だと分かるシグナルを積み増します。具体的には、Googleビジネスプロフィールの「最新情報」で再開を知らせる投稿をし、最新の店頭写真を数枚追加し、通常営業時間を一度保存し直します。営業時間の再保存は、空白がないことの確認にもなります。

管理者権限の棚卸しと通知メールの受信先確認

最後に、管理者権限を持つアカウントを一覧で確認します。退職者や、契約の終わった委託先が残っていないでしょうか。通知メールが退職者のアドレスに飛んでいると、「Googleによる変更」の通知を誰も見ていない状態になります。受信先は、複数人が見られる共有アドレスにしておくのが無難です。

臨時休業の表示は検索順位や口コミにどう影響する?

臨時休業の表示が順位に与える影響は、公式ヘルプと海外の担当者発言で説明が食い違っており、断定できません。ただ、実際の損失は順位よりも、表示を見た人が来店をやめることのほうが大きいと考えられます。必要以上に悲観せず、早く解除することに力を使うのが現実的です。

公式ヘルプの記述と、海外で紹介されているGoogle担当者の説明の違い

Google Business Profile Helpには、臨時休業の店舗が、広範囲なクエリでは営業中のビジネスの後ろにランク付けされる場合がある、という趣旨の記述があります。一方、Sterling Skyの記事では、Google検索の広報担当として知られるDanny Sullivan氏の発言として、臨時休業のラベルは順位に影響しないという説明が紹介されています。

両者は食い違いますが、どちらも「必ず下がる」「絶対に影響なし」とは言っていません。日本の店舗としては、順位への影響を前提に急ぐ必要はなく、ただ影響の可能性がある以上は、長く放置しないのが安全だという解釈になります。ローカルパック(地図付きの上位3件表示)に出るかどうかの判断は、営業中かどうかの影響を受けうる点だけ頭に置いてください。

口コミは消えない・臨時休業中も投稿できる

臨時休業にしても、既存の口コミは消えません。臨時休業中も、新しい口コミは投稿できます。投稿ができなくなるのは、閉業とされた場合の話です。口コミの心配から、無理に営業中の表示を維持する必要はありません。

実際の損失は「休業と見て来店をやめる」ことの方が大きいと考えられる理由

検索結果に赤く「臨時休業」と出ていれば、多くの人は電話もせずに別の店を選びます。再開後も表示が残れば、その間の来店機会はそのまま失われます。順位が下がったかどうかを測るより、解除後にルート検索や通話が戻ったかを見るほうが、実態に近い判断ができます。確認方法はパフォーマンスレポートでMEOの効果を測る方法にまとめています。

改装や長期休業のとき、臨時休業と特別営業時間はどう使い分ける?

休業期間で選ぶ設定の使い分け 図2: 休業期間で選ぶ設定の使い分け

休業が7日以下なら特別営業時間、8日以上や季節休業なら臨時休業を使うのが、Google Business Profile Helpの「Mark your business as closed」に示された線引きです。この基準を外すと、意図しない臨時休業扱いの原因にもなります。

7日以下は特別営業時間、8日以上・季節休業は臨時休業

特別営業時間とは、祝日や臨時の短縮営業など、通常営業時間とは異なる日だけを個別に設定する機能です。たとえば1週間以内の改装休業は、特別営業時間で休業日を設定します。操作手順は特別営業時間の設定と年間の先回り登録で補えます。

8日以上の改装、冬季休業、オフシーズンなど、再開時期が長く空く場合は、臨時休業を使います。Sterling Skyの「Google Updates the Guidelines for Seasonal Businesses」では、季節営業の事業者はオフシーズンに臨時休業を付け、再開時に通常営業時間へ戻す運用がガイドラインで明示されたと紹介されています。

「開業日」を未来日に設定してはいけない理由

改装中に、再開日を「開業日」として未来の日付で入れる方法を思いつく人もいるかもしれません。Sterling Skyは、これを避けるよう注意しています。将来の開業日を設定すると、リスティングと口コミが検索・マップで見えなくなる可能性があるためです。休業中も存在を見せ続けたいなら、臨時休業のほうが適しています。

比較表:臨時休業・特別営業時間・閉業の違い

項目臨時休業特別営業時間閉業
想定する期間8日以上・季節休業7日以下無期限・再開予定なし
検索での見え方「臨時休業」と表示該当日だけ時間が変わる「閉業済み」と表示
口コミの投稿可能可能不可になる場合あり
再開時の操作営業中に戻す設定した日が過ぎれば通常に戻る再開は別の手続きが必要

京都の店舗が休業明けの機会損失を防ぐ段取りは?休業前〜再開日のチェックリスト

休業前から再開日まで段取りを確認 休業前から再開日まで段取りを確認

京都の店舗が休業明けの機会損失を防ぐには、休業前の登録から再開日の確認までを時系列で管理し、再開の1週間前に点検するのが現実的です。繁忙期の前に再開する場合は、逆算してスケジュールを組みます。

京都で長期休業が起きやすい場面(町家の改装・冬季休業・川床など季節営業)

京都には、町家の改装で数週間から数か月閉めるケース、冬季に休む旅館や飲食店、夏の川床など季節限定で営業する店舗が多くあります。これらは年次で繰り返されるため、一度段取りを作れば毎年使えます。季節休業を年1回の定例作業としてカレンダーに組み込む考え方が、Sterling Skyの紹介記事とも一致します。

桜・紅葉・祇園祭の前に再開する場合の逆算スケジュール

観光客が集中する桜や紅葉の時期、祇園祭の前に再開する場合は、再開日から逆算します。目安としては、再開の2週間前に自社サイトとSNSの告知を再開予定に差し替える準備をし、1週間前に他媒体の表記を揃え、前日にGoogleビジネスプロフィールで営業中へ戻す準備をします。前日までに営業時間の空白を埋めておくのが肝心です。

休業前・休業中・再開1週間前・再開当日のチェックリスト

時期やること
休業前休業期間に応じて臨時休業か特別営業時間を選ぶ/自社サイト・SNS・他媒体に休業日と再開予定日を揃えて掲載/管理者権限と通知先を確認
休業中通知欄を確認し、Googleによる変更や修正提案がないか見る/広告の配信状況を確認
再開1週間前自社サイト・SNS・食べログ・Appleマップ・Yahoo!プレイスの営業状況を点検/通常営業時間に空白がないか確認/広告の再開準備
再開当日「営業中としてマーク」を実行/再開の投稿と最新写真を追加/表示が変わったかを検索で確認/24時間変わらなければサポートへ

観光客向けに英語の投稿と多言語の営業案内も揃える

京都ではインバウンド客も多く、英語で休業と再開を伝える投稿があると親切です。Googleビジネスプロフィールの投稿欄で、日本語と英語を併記した再開告知を出し、自社サイトの営業案内にも多言語の記載を揃えておきます。表記ゆれが起きないよう、営業日・時間・定休日の文言は一か所で管理するのがよいでしょう。

休業中と再開時、Google広告やMeta広告はどう扱えばいい?

Google広告もMeta広告も、Googleビジネスプロフィールの休業状態とは自動で同期しません。休業に入る前に手動で配信を止め、再開日に合わせて戻す運用を段取りに組み込む必要があります。

住所アセットはGBPの休業状態と自動では連動しない

住所アセットとは、Google広告の検索広告に店舗の住所や地図を付けて表示する機能です。Sterling Skyは、住所アセットがGoogleビジネスプロフィールの休業状態と自動では同期せず、休業中も広告が出続けることがあると指摘しています。日本でも同様の設定をしている場合は、手動での停止が前提になります。連携の設定はGoogle広告の住所アセットとGBP連携の設定で確認できます。

休業中に止めるキャンペーンと残してよいキャンペーン

止めるのは、来店を目的とするキャンペーンです。来店系や店舗ルート案内を狙う配信、住所アセットを使う広告が該当します。

残してよいのは、再開後の予約や通販など、来店に依存しない配信です。再開告知のため、認知用の配信を絞って続ける判断もあり得ます。ただし、休業中と分かる状態で広告を見せても、店には行けません。広告費だけが消えます。

再開日に合わせた配信再開と学習への配慮

再開は、日付が来たら自動で戻るものではありません。再開日に手動で戻す必要があります。止めて戻す間の学習への影響については、広告の一時停止で学習はリセットされるのかで根拠を整理しています。再開時は、予算や入札を一気に変えず、少しずつ戻すと安定しやすいと言われています。

臨時休業の解除でよくある質問

よくある質問

Q:Googleマップの臨時休業は誰が表示させているのですか?

表示の経路は3つあります。オーナーや管理者が設定した場合、ユーザーやローカルガイドが修正提案をした場合、Googleがネット上の情報から自動更新した場合です。まず管理者一覧と通知欄を確認し、どの経路かを切り分けます。

Q:臨時休業を解除してから反映されるまで、どのくらいかかりますか?

数時間から最大24時間程度が目安です。24時間を超えても変わらない場合は、通知の確認、一覧からの変更、修正提案、サポート問い合わせの順に進みます。反映待ちの間は、店名や住所の編集を控えてください。

Q:臨時休業にするとGoogleマップの検索順位は下がりますか?

Google Business Profile Helpには、営業中のビジネスの後ろにランク付けされる場合があるという趣旨の記載があります。一方、影響はないとするGoogle担当者の発言も海外で紹介されており、断定はできません。順位より、表示を見て来店をやめる影響のほうに注意してください。

Q:臨時休業中に口コミは消えますか?新しい口コミは投稿できますか?

口コミは消えず、臨時休業中も新しい口コミを投稿できます。投稿ができなくなるのは、閉業の場合です。

Q:1週間の改装休業は、臨時休業と特別営業時間のどちらで設定すべきですか?

Googleの基準では、7日以下は特別営業時間、8日以上は臨時休業です。1週間であれば特別営業時間を使います。8日以上になる場合は臨時休業に切り替えてください。

Q:オーナー確認をしていない店舗でも、臨時休業の表示を直せますか?

Googleマップの「情報の修正を提案」から営業中を申請できますが、確実に反映されるとは限りません。オーナー確認を先に済ませたほうが、解除操作もサポート問い合わせも進めやすくなります。

Q:冬季休業など毎年決まった時期に休む京都の店舗は、どう設定しておくのが良いですか?

オフシーズンは臨時休業を設定し、再開時に通常営業時間へ戻す運用が基本です。これを年次の定例作業としてカレンダーに入れ、休業前・再開1週間前・再開当日の点検をセットにしておくと、戻し忘れを防げます。

Q:休業中、Google広告は自動で止まりますか?

自動では止まりません。住所アセットと来店系キャンペーンを手動で停止し、再開日に手動で戻す必要があります。

まとめ:臨時休業の解除は「外す」より「戻らない状態を作る」まで

Googleビジネスプロフィールの臨時休業が解除できないときは、営業中としてマークして待ち、通知を確認し、一覧からの変更、マップからの修正提案、サポートの順に進めます。ただし、本当の仕事はそこで終わりません。自社サイト、SNS、他媒体、権限、連携ツールの表記を揃えて、戻らない状態を作るところまでが解除です。

まず今日は、管理画面で営業中としてマークするところから始めてください。そのうえで、次の改装や冬季休業に向けて、休業前から再開日までの段取り表を作っておくと安心です。京都全体の集客設計は、京都の広告・集客の全体像もご覧ください。

真策堂では、Googleビジネスプロフィールの運用とMEO、Google広告やMeta広告を横断して、休業や再開の段取りを含めたご相談を受けています。表示が直らない、再発が続くといった状況でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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