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NAVERマップに京都の店舗を登録する方法|韓国人観光客が見る地図への掲載・修正手順

NAVERマップに京都の店舗を載せたい方へ。日本の店舗はNAVERスマートプレイスに直接登録できないため、実際の掲載ルートは食べログ連携です。掲載確認の韓国語検索手順、情報修正の方法、飲食店以外の代替策、NAVERブログ活用まで、韓国人観光客の集客を当日から始められる実務手順で解説します。

この記事のポイント

  • 京都の店舗はNAVERスマートプレイスに直接登録できず、NAVERマップへの掲載は食べログ連携などの間接ルートが実際の入口になる。
  • 京都の飲食店がNAVERマップの情報を直す場合は、NAVER側ではなく食べログの店舗情報を修正するのが実務上の正しい手順である。
  • 宿泊・体験・小売には公式の登録窓口がなく、NAVERブログなど韓国語UGCでの露出が実質的な対策になる。
  • 「スマートプレイス登録代行」は何を登録するのかを確認せずに契約せず、依頼前に必ず質問すべきである。
  • まず自店名を「교토 맛집」などの韓国語検索で確認し、食べログの情報を整えることが、当日から始められる最初の一手である。

「NAVERスマートプレイスに登録すれば韓国人のお客さんが来る」と聞いて管理画面を探し回り、そもそも日本の住所では登録が進まないと気づく。京都の店舗で、こうした行き止まりに当たる方は少なくないと思います。

先に結論を書きます。日本の店舗はNAVERスマートプレイスに直接登録できません。NAVERマップに京都の店舗が載る実際のルートは、飲食店であれば食べログ連携です。宿泊・体験・小売にはこれに相当する窓口が現状ありません。

この記事では、その構造を踏まえたうえで、自店の掲載状況を韓国語検索で確かめる方法、情報の直し方、飲食店以外の打ち手、そして登録代行営業の見極め方まで順に整理します。

京都の店はNAVERにどう載る?

NAVERマップ(NAVER Map)に京都の店舗を自分で直接登録することはできません。NAVERスマートプレイスは韓国の事業者向けの仕組みであり、日本の店舗が掲載される実際のルートは食べログ連携です。

スマートプレイスは韓国事業者向けの仕組み

NAVERスマートプレイスとは、NAVERが提供する、韓国国内の事業者が自店の情報をNAVER検索・NAVERマップに載せ、予約や口コミを管理するための無料の登録サービスです。登録には韓国の事業者登録証が前提となるため、京都に所在地を置く店舗は入口の段階で要件を満たせません。

ここでつまずく方は多く、検索すると「登録方法」を説く記事が並ぶため、日本の店舗でも同じ画面が使えるように見えてしまいます。実際には、韓国国内の事業者向けの解説が日本の店舗にそのまま当てはまるわけではありません。

日本の店舗が掲載される実際のルートは食べログ連携

では、京都の店はどう載るのか。The Korea Timesは2025年8月、NAVERと食べログ(カカクコム)の提携により、日本のレストラン検索を提供すると報じています。韓国の利用者は新宿・道頓堀のように韓国人に人気のエリア名で、食べログ予約が可能な店を検索でき、モバイル決済の可否など韓国語では得にくい情報も表示される、という内容です。

日本の飲食店にとっての意味は明快です。食べログ側の情報が充実していることが、NAVER露出の実質的な入口になります。NAVER側に頼み込む方法を探すより、食べログの足元を固める方が理にかなっています。

なぜ韓国人観光客の集客にNAVERマップ対策が必要なのか

韓国人観光客に見つけてもらうには、Googleマップだけでは足りず、NAVERマップの掲載状況を確認しておく必要があります。韓国の検索ではNAVERが主要な入口であり、旅行前も旅行中もNAVERで店を探す人が多いためです。

韓国の検索はNAVERが約6割

xpert.digitalの整理によると、韓国の検索シェアは2024年上期時点でNAVERが約58%、Googleが約33%とされています。日本で「検索といえばGoogle」が当たり前なのとは、前提がかなり違います。

一方で、同じ資料は若年層でGoogleやInstagramの併用が進んでいる点にも触れています。日本の店舗としては、NAVER一本足に振り切らず、既に整備したGoogleビジネスプロフィールも活かしたまま、NAVER側の穴を埋める考え方が現実的です。

旅マエ・旅ナカで韓国人が見るのはGoogleではなくNAVER

韓国人観光客が京都の店を探すとき、典型的な入口は「교토 맛집」(キョト マッチプ=京都のおいしい店・グルメ)のような検索です。맛집(マッチプ)は、韓国で飲食店探しの検索に日常的に使われる言葉です。

ここで表示される結果の中心はNAVERブログの記事だと言われます。The Eggは、NAVERが外部サイトよりNAVERブログやカフェなど自社プラットフォーム内のコンテンツを優先して表示する傾向を解説しています。Googleのような被リンクや技術的なSEOより、鮮度のある韓国語のユーザー投稿が上位を占めるという整理です。

日本の事業者にとっては、「韓国語サイトを作れば届く」という発想が外れる点が重要です。訪日韓国人へのインバウンド集客では、自社サイトの韓国語化より前に、NAVERマップの掲載とブログでの露出を確認するのが順序として先になります。

自分の店がNAVERマップに載っているか確認する手順

韓国語で自店を検索してみる 韓国語で自店を検索してみる

自店の掲載状況は、スマホのNAVERマップアプリかPCのNAVERマップで、店名やエリア名を検索すれば数分で確認できます。韓国語が読めなくても、確認に必要な作業はほぼ固定です。

韓国語がわからなくてもできる検索のやり方

手順は次のとおりです。

  1. スマホにNAVERマップのアプリを入れる(PCならブラウザでNAVERマップを開く)
  2. 検索窓に「교토 맛집」と入れ、韓国人利用者が見る一覧の雰囲気をつかむ
  3. 自店の名前を、日本語表記・ローマ字表記・カタカナの韓国語読み(例:店名の音をハングルにしたもの)の順に入れてみる
  4. エリアで探すなら、「기온」(祇園)や「가와라마치」(河原町)など、駅名・地名をハングルで入れる
  5. ヒットしたら、地図上のピンと店舗ページを開く

ハングル入力に不安があれば、翻訳アプリで店名と地名を変換してコピーすれば足ります。1回で出なくても、表記を変えて3種類ほど試してから「載っていない」と判断するのが安全です。

確認すべき項目:位置・営業時間・写真・レビュー

見つかった場合は、店舗ページの次の4点を確認します。

確認項目見るポイント
位置ピンが実際の店舗の場所とずれていないか。同名の別店舗と混ざっていないか
営業時間・定休日現行の時間か。臨時休業や改装後の変更が反映されているか
写真外観・料理・メニューが古すぎないか。他店の写真が混ざっていないか
レビュー・予約ボタン訪問者レビューの有無、予約ボタンが出ているか、店名表記が読める形か

Googleマップで店名が意図しない言語に自動翻訳される問題と同じ型の悩みが、NAVERマップでも起こりえます。表記の誤りを確認する文脈では、Googleマップで店名が勝手に韓国語・中国語に翻訳される時の修正手順も参考になります。情報の誤りを見つけたら、次章の手順で発生源を切り分けます。

京都の飲食店がNAVERマップに掲載・修正する方法(食べログ連携)

京都の飲食店がNAVERマップに載る、あるいは情報を直すには、食べログの店舗情報を整えるのが正しい順序です。NAVERと食べログの連携は2025年8月に始まり、NAVER側から店舗情報を直接編集するのではなく、食べログの情報が元になります。

食べログ店舗情報の整備がNAVER掲載の入口

まず食べログに自店のページがあるか、そして予約に対応しているかを見ます。The Korea Timesの報道では、韓国人利用者は食べログ予約が可能な店を検索する形になっており、掲載の条件や対象範囲は連携の設計次第で変わりえます。詳細な条件は、NAVERと食べログの公式告知で確認するのが確実です。

整備で見る項目は、店名の表記、住所、電話番号、営業時間・定休日、席数、支払い方法(特にクレジットカード・モバイル決済の可否)、写真です。韓国語では得にくい情報として決済手段が挙げられていたことを踏まえると、決済方法は空欄のままにしない方がよいと考えられます。

情報が間違っている時は食べログ管理画面から修正

NAVERマップ上の情報が間違っている場合、NAVER側に修正を申請する窓口は探さなくて構いません。食べログの店舗向け管理画面で、店舗情報を修正します。

切り分けの考え方は単純です。

  • 食べログ上の情報も誤っている → 食べログで修正し、反映を待つ
  • 食べログは正しいのにNAVERだけ誤っている → 連携の反映遅れや表示の仕様の可能性があるため、時間を置いて再確認し、改善しなければ食べログのサポートへ相談する

反映にどの程度の時間がかかるかは公式に明示された数字を確認できていないため、修正後は数日おいて、前章の手順で再確認してください。

予約導線は食べログ予約経由:設定しておくべき理由

Seoul Economic Dailyは2026年1月、食べログ連携の予約対象都市が拡大しており、予約ボタンのクリックが2025年12月に2.8倍に増えたと報じています。載るだけでなく、予約の受け皿まで整えておく段階に入ったと読めます。

日本の運用面での解釈は次のとおりです。予約枠を食べログ側で開けていないと、NAVERマップで店を見つけた韓国人利用者が予約ボタンに行き着けません。ネット予約を受けていない店は、まず食べログ予約の設定可否を検討する価値があります。

宿泊・体験・小売など飲食店以外はどうする?

宿泊・体験・小売の京都の店舗には、2026年時点で、NAVERマップへ掲載・修正するための確立された公式窓口が見当たりません。この現実を先に受け入れたうえで、NAVERブログなど韓国語UGCでの露出を対策の軸にするのが合理的です。

公式な登録・修正窓口は現状ない

飲食店には食べログ連携という道がありますが、宿泊施設や体験施設、雑貨店などに同様の連携ルートが公表されているとは確認できていません。そのため「NAVERマップに載せます」「情報を修正します」と請け合う話は、何の窓口を使うのかを疑ってかかる必要があります(詳しくは第7章)。

ただし、NAVERマップ上に何らかの形で自店の名前が出ている場合もあります。その場合は第3章の手順で状態を確認し、誤りが大きいときの相談先は、今の時点では推測で決めつけず、NAVERの公式ヘルプを確認するのが無難です。

窓口がない以上、韓国人利用者に見つけてもらう実質的な経路は、NAVERブログなどの投稿です。Inquivixは、NAVER検索ではブログインフルエンサーのレビュー記事が発見面の中心で、外国企業は現地ブロガーとの連携が実質的なNAVER SEOになると整理しています。

業種別に打ち手を並べると、次のようになります。

業種公式ルート優先する打ち手
飲食食べログ連携食べログ整備、予約設定、ブログ露出
宿泊現状なしブロガー招待、Googleビジネスプロフィール整備
体験現状なし体験設計を伴うブロガー招待、予約ページの多言語対応
小売現状なし撮影しやすい商品・売場づくり、ブログ露出

「교토 맛집」のような検索で目に入るのはNAVERブログの記事が中心なので、ブロガーに体験してもらい自然な韓国語で書いてもらうことが、NAVER露出を増やす主要な手段です。同時に、虚偽レビューや対価を隠した投稿はペナルティのリスクがあります。

韓国人ブロガー招待と体験設計

Inquivixは、機械翻訳の韓国語コンテンツは評価されず、自然な韓国語での体験記が必須という趣旨を述べています。店が自力で担える範囲は、招待の窓口づくりと体験設計です。

具体的には次の点を決めます。

  • 撮影してよい範囲と、席・時間帯の指定(混雑時間は避ける)
  • 写真映えするメニューや体験内容の用意
  • 店名・住所・営業時間の正しい情報を、ブロガーに渡す資料に入れておく
  • 対価や提供を伴う場合は、その旨を投稿に明記してもらう

韓国語の文章そのものを店が用意する必要はありません。むしろ用意した文面は避けたほうが自然な体験記になります。

2026年の星評価復活とレビュー不正対策:やってはいけないこと

NAVERでは、2026年に星評価が復活する動きが伝えられています。仕様や提供時期は変わる可能性があるため、最新の公式告知を確認してください。訪問者レビュー(MyPlace)が店の評価を左右する場面が増えると考えられるので、対策の考え方を先に固めておきます。

やってはいけないのは次の3つです。

  • 従業員や知人による、来店していない人物を装ったレビューの投稿
  • 対価を出したうえで、提供を隠した好意的投稿の依頼
  • 低評価に対する、削除目的の圧力や報復的な対応

韓国語のレビューにどう返すかは、Googleマップ側の運用と共通する部分が大きく、外国語レビューへの返信設計が実務の受け皿になります。

登録代行の営業を冷静に見極める 登録代行の営業を冷静に見極める

「NAVERスマートプレイス登録代行」をうたう提案は、日本の店舗が直接登録できない構造を知らない相手に向けた営業である可能性があるため、何を登録するのかを確認してから判断すべきです。

『スマートプレイス登録代行』は何を登録するのか確認する

依頼前に、次の質問を投げてください。

  1. 登録するのはNAVERスマートプレイスか、食べログ連携か、別のものか
  2. 登録に使う事業者登録証は、どこの誰のものか
  3. 費用に含まれるのは登録作業だけか、継続的な運用まで含むのか
  4. 成果はどの指標で確認できるのか(NAVERマップの表示、予約ボタンのクリック等)
  5. 契約を解除したとき、登録された情報の管理権限は店に残るのか

第1・2の質問に、明確で筋の通った答えが返らない場合は要注意です。第2の質問は特に重要で、第三者の事業者情報を使って登録されたページは、店側で管理できないおそれがあります。

外注してよい範囲と自店でやるべき範囲

外注に向くのは、自然な韓国語での文章作成、ブロガーとの調整、韓国語での問い合わせ対応などです。反対に、食べログの店舗情報の修正、営業時間や定休日の更新、予約枠の管理は、自店の一次情報を持つ側が担うべき作業です。

線引きの目安は、「情報の正しさに責任を持つ作業は自店、言語と関係づくりは外注」です。

なお、食べログ連携経由の掲載そのものは無料の仕組みとして報じられており、そこに費用を請求する提案があれば、費用の中身を切り分けて確認してください。

GoogleマップやトリップアドバイザーとNAVERの優先順位

韓国人客が多い店は、NAVER×食べログを先に整備するのが優先順位の基本です。中国・欧米の客が多い場合は、それぞれの主要媒体を先に固めます。

韓国人客が多いならNAVER×食べログを先に

韓国の検索シェアはNAVERが約6割(xpert.digital、2024年上期)です。韓国人客が主体なら、食べログの整備とNAVERブログ露出を先行させ、Googleビジネスプロフィールはその次に整えるのが自然です。ただしGoogleも約3割あるため、Googleマップの整備を怠ってよいという意味ではなく、並行して最低限の情報は正しくしておく前提です。

媒体別の整備優先順位マトリックス

主な客層最優先次に整える参考記事
韓国食べログ(NAVER連携)、NAVERブログGoogleビジネスプロフィール本記事
中国大衆点評Googleビジネスプロフィール大衆点評に京都の店舗を登録する方法
欧米Googleビジネスプロフィール、トリップアドバイザー予約サイトトリップアドバイザーへの掲載・修正手順
複数国Googleビジネスプロフィール客層の多い国の媒体から順に大衆点評・小紅書・NAVERとGoogleマップの使い分け

媒体を整えたあと、広告や多言語LPへ広げる段階については、京都のインバウンド広告の実務設計で整理しています。

よくある質問

Q:日本の店舗でもNAVERスマートプレイスに登録できますか?

登録できません。NAVERスマートプレイスは韓国の事業者登録証が前提のため、日本の店舗は直接登録の対象外です。京都の飲食店がNAVERマップに載る実際の経路は、食べログ連携などの間接ルートになります。

Q:NAVERマップの店舗情報が間違っている場合はどこで直せますか?

飲食店は、食べログ側の店舗情報を修正すれば連携によって反映されます。宿泊・体験・小売など飲食店以外は、2026年時点で確立された公式の修正窓口が見当たらないため、NAVERブログなどの露出で正しい情報を補う方針になります。

Q:NAVERマップに載るのにお金はかかりますか?

食べログ連携経由での掲載そのものに、NAVER側への費用は基本的にかからないと考えられます。食べログの有料プランや、登録代行・ブロガー手配などの外注費は別の費用なので、見積書では何に対する金額かを切り分けて確認してください。

Q:韓国人観光客の集客はNAVERとGoogleマップどちらを優先すべきですか?

韓国人客を狙うなら、NAVER×食べログを先に整えるのが優先です。韓国の検索シェアはNAVERが約6割(xpert.digital、2024年上期)だからです。他国の客も見込むなら、Googleビジネスプロフィールの整備を並行して進めるのが基本です。

真策堂では、京都の店舗が韓国・中国・欧米の客層に合わせて、どの媒体から整備するか、どこまでを自店で行い何を外注するかを整理する相談を受けています。NAVERの掲載状況の確認から、Googleビジネスプロフィール、多言語の広告導線まで、状況に合わせて一緒に考えます。気になる点があれば、お気軽にご相談ください。

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