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SmartNews広告に「カスタムルール」追加、指定時刻に1日の予算を自動で変更できる

SmartNews広告の広告マネージャーに、決めた時刻にキャンペーンの設定を自動で変える「カスタムルール」が追加されました。日本・米国のStandard Ads全アカウントに関係する発表の要点を解説します。

本記事は2026年10月14日付のSmartNews公式発表にもとづく、2026年10月17日時点の情報です。仕様は変更されることがあるため、実際の運用前に公式ヘルプの最新情報をご確認ください。

この記事のポイント

  • 広告マネージャーに、指定した時刻に設定を自動で変える「カスタムルール」が加わりました。
  • 現時点で使えるのは、キャンペーンの1日の平均予算を1回だけ予約変更する使い方に限られます。
  • 対象は日本と米国のStandard Ads(ダイナミック広告を含む)の全アカウントで、1アカウント100件まで作れます。
  • 実行は確実な時刻保証ではなく、失敗するとルールが無効になり通知メールが届きます。

何が変わったのか

SmartNews広告の広告マネージャーに、「カスタムルール」という機能が追加されました。あらかじめ決めた時刻に、キャンペーンの設定を自動で変えてくれる仕組みです。

ただし、現時点で対応しているのは限られた使い方です。変更できる項目は、キャンペーンの「1日の平均予算」だけです。実行のタイミングも、1回限りの予約変更のみとなっています。繰り返し実行するような設定は、公式ページには書かれていません。

対象は、ダイナミック広告を含むStandard Adsを使うすべての広告アカウントです。提供地域は日本と米国です。ルールは広告マネージャーの[ツール]>[ルール]から、作成、編集、有効化、無効化、削除ができます。1つの広告アカウントで作れるルールは最大100件です。

そもそもカスタムルールとは

広告の運用では、「今日の夕方から予算を増やす」「週末だけ予算を絞る」といった細かな調整がよく発生します。これまでは担当者が決めた時刻に管理画面を開き、手で数字を書き換える必要がありました。カスタムルールは、この定型的な作業を前もって予約しておき、時刻が来たら自動で実行してもらう機能です。

ここでいう「1日の平均予算」とは、1日あたりにこのキャンペーンで使ってよい広告費の目安の金額です。広告費の使い方を全体で調整するための、いちばん基本的な設定の1つです。

ルールの作成は次の流れです。まず[ツール]>[ルール]を開き、ルールを追加します。次にわかりやすい名前を付け、スケジュール(現状は1回のみ)と対象を選びます。続いて実行する内容を設定し、必要に応じて実行を絞り込む条件を足して保存します。条件の種類については、公式ページに詳しい記載はありません。対象にはキャンペーン、広告グループ、広告のいずれかを複数選べますが、種類は1つにそろえる必要があります。なお、予算の変更が使えるのはキャンペーンに対してだけです。

広告運用の現場にどう影響するか

最も分かりやすい変化は、時間帯や曜日に合わせた予算の切り替えを、手作業で追いかけなくてよくなる点です。夜間や休日の操作の負担が軽くなると考えられます。ただし現状は1回限りの予約なので、毎週同じ調整をしたい場合は、そのたびにルールを作り直す必要がある可能性があります。

注意点も公式に書かれています。実行は「できる限り」のもので、システムの負荷や処理の遅れで、予定より遅れることがあります。そのため、1分単位で正確に実行したい用途には向きません。

また、複数のルールが互いの効果を打ち消すような矛盾があっても、SmartNews側では確認されません。たとえば同じキャンペーンに近い時刻で別々の予算変更を入れた場合の整合性は、設定する側で見る必要があります。公式も、本番の配信に使う前に慎重にテストするよう案内しています。

実行に失敗した場合の動きも重要です。予定時刻から30分間は自動で再試行され、それでも実行できないと失敗として扱われ、ルールは無効の状態になります。この時、通知メールが届きます。送られる先は、事業管理者、運用管理者、オペレーターの権限を持つユーザーと、広告アカウントに登録され操作権限のある広告主ユーザーです。閲覧のみの権限のユーザーには届きません。代理店に運用を任せている場合は、通知を誰が受け取るかを事前に確かめておくと安心です。

編集は実行の約1時間前までは可能で、すでに実行中のルールは編集できません。公式は、重要度や影響の大きい操作については自動ルールを避け、詳しい担当者が手動で行うことも勧めています。

いま確認しておきたいこと

  • 自社のSmartNews広告アカウントがStandard Adsで、日本向けの配信かどうかを確認する。
  • 広告マネージャーの[ツール]>[ルール]が表示されるかを開いて確かめる。
  • 予算の変更を手作業でしている場面(曜日や時間帯での切り替えなど)を書き出し、1回限りの予約で足りるものを洗い出す。
  • 失敗通知のメールが届く権限のユーザーが誰かを確認し、閲覧のみの権限の人にしか届かない状態になっていないか見ておく。
  • 代理店に運用を任せている場合は、ルールを使う予定があるか、実行時刻と金額を誰が最終確認するかを聞いておく。
  • 実際に使う前に、影響の小さいキャンペーンで試し、実行後に予算の数字が意図どおり変わったかを確認する。

出典

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