真策堂

未経験からWeb制作を学ぶ順番|先に手を出すと遠回りになるもの

未経験からWeb制作を学ぶとき、何から始めれば遠回りにならないのか。簡単な修正を外注し続けて困っている事業者や内製担当者、副業志望の個人向けに、無料でできる範囲から順に、外注・採用・スクールを検討する判断基準までを整理します。

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この記事のポイント

  • 学ぶ順番は「読む → 直す → 作る → 測る → 投資を判断する」の5段階が、遠回りになりにくいと私は考えています
  • 最初の3段階(HTML/CSSを読む・既存サイトの軽微修正・ノーコードで1ページ作る)は、お金をかけずに進められます
  • 先に手を出すと遠回りになりやすいのは、デザインツールの習熟、WordPressテーマの自作、JSフレームワーク、そしてスクールの先行契約です
  • スクールは「内製・外注・採用・学習」の4択のうち、最後の1つにすぎません。公式の案内では最も安いコースで475,600円から(広告主提供情報)なので、年間の外注費や自分の時間と並べて判断するのが現実的です
  • 修正が年に数回なら、学ぶより外注の方が安いこともあります。買わなくていい人がいることも、正直に書きます

小さな修正のたびに外注、何日も待つ日常

簡単な修正のたびに制作会社へ頼んでいませんか

返信待ちのスマホを見て困る担当者 返信待ちのスマホを見て困る担当者

こんな場面に心当たりはないでしょうか。

  • 料金表の1行を直したいだけなのに、依頼して、見積もりを待って、確認して、反映まで数日かかる
  • 制作会社から届いた見積もりが、高いのか妥当なのか自分では判断できない
  • 担当者に「Webも触れるようになってほしい」と思っているが、どこまでできれば十分なのか決まっていない
  • 自分でも触れるようになりたいが、何から学べばいいのか分からない

私は広告運用とマーケティング支援が本業で、LP改善の仕事ではClarityのヒートマップやセッション録画、GA4を見ながら、「この1行の文言を直したい」「このボタンを上に動かしたい」という小さな修正が日常的に出てきます。その都度、外注するのか、自分で直すのかを判断しています。

この判断の難しさは、スキルが「あるか、ないか」の二択ではないところにあります。「読める」「直せる」「ゼロから作れる」「作ったものを評価できる」は別々のスキルで、必要になる場面も違います。それなのに、学び始めるときは「Web制作を学ぶ=全部やる」と考えて、いきなり大きな山に登ろうとして遠回りになる人が多いのではないでしょうか。

この記事では、未経験からWeb制作に関わるときの学ぶ順番と、先に手を出すと遠回りになりやすいものを整理します。スクールの話は後半に出てきますが、あくまで選択肢の1つとして扱います。

学ぶ順番の全体像|5段階のロードマップ

先に全体の図を置きます。この順番は私の経験と考えに基づくもので、唯一の正解ではありません。

🗺️ 未経験からWeb制作を学ぶ順番 👀 ① 読む HTML/CSSを読む 開発者ツール 💰 無料 🔧 ② 直す 既存サイトの 軽微な修正 💰 ほぼ無料 🧱 ③ 作る ノーコードで 1ページ作る 💰 無料枠あり 📊 ④ 測る GA4・Clarityで 結果を見る 💰 無料 🤔 ⑤ 投資を判断 外注・採用・ スクールを比較 💰 ここで初めて有料

→ → → →

🚧 先に手を出すと遠回りになりやすいもの デザインツールの習熟 / WordPressテーマの自作 / JSフレームワーク 目的が決まる前のスクール契約 / 読めないコードのAI丸投げ
図:無料で進められる①〜④を先にやってから、⑤で有料の選択肢を比べる

ポイントは、①〜④までお金がほとんどかからないことです。⑤で初めて「外注か、採用か、学習投資か」を選びますが、その時点では、自分が何をどこまでやりたいのかがかなり具体的になっています。逆に、この順番を飛ばしていきなり⑤に行くと、「何を買えばいいか」が分からないまま高い買い物をすることになりやすいと感じています。

順番の前に決めておく「どこまで自分でやるか」

学ぶ順番を決めるより前に、ゴールの高さを決めておくと、途中で迷いません。想定される立場ごとに整理してみます。

立場現実的なゴールの例学ぶ範囲の目安
(A) 制作を外注している発注側見積もりの内訳が読める。仕様を言葉で伝えられる①(読む)+④(測る)の一部
(B) サイト更新を内製したい担当者文言・画像・リンクの差し替えを自分でやる①②、余裕があれば③
(C) 制作スキルをキャリア・副業にしたい個人自分でページを設計・実装・公開できる①〜④をひと通り、その先でスクールも検討

(A)の方は、手を動かして作れるようになる必要は必ずしもありません。見積もりの項目が何を指しているのかが分かれば、発注はかなり回ります。この観点は別の記事でまとめているので、よければWeb制作の見積もりの読み方|発注側が最低限分かっておくべき項目も見てみてください。

(B)の方は、「毎回外注するほどでもない修正」が対象なので、②までで十分に効果が出ることが多いのではないでしょうか。全部を内製しようとすると、更新作業以外の負担が増えてしまいます。

(C)の方は、最終的に「作る側」に回ることを目指すので、①〜④をひと通りたどる意味があります。ただ、そのなかでも独学で進める部分と、人に教わった方が早い部分が分かれます。それは後半で書きます。

①読む:HTML/CSSを「書く」より先に「読む」

最初の一歩は、書くことではなく読むことです。

ブラウザには、開いているページのHTMLやCSSを確認できる「開発者ツール」があります(多くのブラウザでF12キーなどから開けます)。気になるサイトの見出しやボタンを右クリックして「検証」を選ぶと、そこがどんなHTMLで、どんなCSSで見た目が決まっているかが分かります。この操作は無料で、いつでもできます。

読むときの目標は、次の3つくらいで十分です。

  1. 見出し・段落・リンク・画像が、それぞれどんなタグで書かれているか分かる
  2. 文字の色・大きさ・余白が、CSSのどの部分で決まっているか探せる
  3. 「クラス名」がなんとなく部品の名前だと分かる

なぜ「書く」より先に「読む」のか。理由は2つあります。

1つ目は、実務で最初に必要になるのは、たいてい「既存のものを読み解く」力だからです。ゼロから作る機会より、すでにあるサイトの一部を直す機会の方が、圧倒的に多いはずです。

2つ目は、独学で最も時間を溶かしやすい部分が、エラーや表示崩れの原因の切り分けだと感じているからです。コードの書き方が悪いのか、環境の問題なのか、別の場所のCSSが上書きしているのか。これは「読む力」がないと、自分で切り分けられません。私自身、コードを書いて自動化やサイト構築をしていますが、体系的なスクールで学んだわけではなく、ほぼ独学です。独学で詰まるのは、新しい書き方を覚えるときより、「なぜこうなるのか分からない」ときの方が多い、というのが実感です。

②直す:既存サイトの軽微な修正から

自分で直せた担当者がほっと一息 自分で直せた担当者がほっと一息

読めるようになったら、次は既存のサイトを直す段階です。ここが、(B)の内製担当者にとって一番費用対効果が高い部分だと思います。

最初のお題は「文言の差し替え」と「リンク先の変更」

いきなりデザインを変えようとしなくて大丈夫です。おすすめは次のような、失敗しても影響が小さいお題です。

  • お知らせの文言を差し替える
  • 料金表の数字を更新する
  • ボタンのリンク先を変える
  • 画像を差し替える(サイズを揃えて)

WordPressなどのCMSを使っているなら、管理画面から直せる範囲です。ここまで自分でできるだけで、「1行直すだけで数日待つ」状況はかなり減ります。

バックアップと確認の習慣を先につける

直す段階で、一番大事なのは技術ではなく習慣です。

  • 直す前に、元の状態を保存しておく(バックアップ)
  • 本番をいきなり触らず、可能ならテスト環境や下書きで確認する
  • スマホとPCの両方で表示を見る

私は自社サイトをWordPressから静的サイト(Astro)へ自分で移行して、本番に切り替えました。そのとき、見た目を整える作業より、旧URLから新URLへ301リダイレクトで引き継ぐ、画像資産を漏れなく移す、SFTPで鍵認証を使って安全にデプロイするといった、地味な部分の方が重要でした。「壊さない」「元に戻せる」「URLを勝手に変えない」という運用の約束事は、コードを書く技術とは別の学びで、あとから効いてくると実感しています。

「直す」だけで足りる人は、ここで止めてOK

(B)の方で、「自分で直せる範囲を増やしたい」だけであれば、②で十分な場合が多いと思います。③以降は、必要になったら進めばよく、無理に階段を登る必要はありません。

③作る:ノーコードで1ページ作ってみる

②ができたら、1ページだけ、自分でゼロから作ってみる段階です。ここで、ノーコードツールが使えます。

ノーコードツールとは、コードを書かずにドラッグ&ドロップなどでサイトを作れるサービスです。多くは無料プランやお試し期間が用意されています(内容は変わるので、各サービスの公式で確認してください)。

ノーコードで作る意味

「ノーコードなんて、本格的なスキルにならないのでは」と思うかもしれません。私は、構造を体感するために使うなら十分に意味があると考えています。

  • 見出しの階層、余白、画像の入れ方で、ページの印象がどう変わるか
  • スマホ表示で崩れるのはどこか
  • フォームや問い合わせ導線をどこに置くとよさそうか

これらは、コードを書かなくても学べます。そして、ノーコードで作ったページを①で覚えた開発者ツールで開いてみると、裏側のHTMLが見えます。「コードを書かずに作ったものが、実はこんなコードになっているのか」と分かるのは、①と③を往復する良い練習になります。

実務での活きどころ

広告運用やLP改善の現場では、検証用のLPを素早く1枚作りたい場面が出てきます。全部を制作会社に頼むほどでもない、ちょっとした検証です。ノーコードで最低限のページを作れると、「まず作って見てもらう」ことができ、外注するときも「こういう構成でお願いします」と具体的に伝えられます。これは、(A)の発注側にとっても、見積もりの妥当性を判断する土台になります。

④測る:作ったものを数字で評価する

④は、「作る」の次に置きました。作ったものを評価できないと、直すべき場所が分からないからです。

私の本業がまさにここで、Clarityでヒートマップやセッション録画を見て「読者がどこで止まっているか」を確認し、GA4でコンバージョンまでの流れを追います。制作スキルがなくても、この「測る」ができるだけで、外注先への依頼が的確になります。

  • 「なんとなく見にくいので直してください」ではなく
  • 「ここまでスクロールされて、ここで離脱している。この部分の見せ方を変えたい」と伝えられる

これは、制作を学ぶ人にも大切です。作るスキルと測るスキルは、セットになって初めて成果につながるのではないでしょうか。

ウェブ解析士という選択肢

計測の考え方を体系的に学ぶ方法として、ウェブ解析士という資格があります。私はウェブ解析士と上級ウェブ解析士を保有しています。勉強は公式テキストと問題集の周回が中心で、経験者で約30時間、未経験者で約90時間が目安です。制作スキルとは別の話ですが、「作ったものを評価する言葉」が身につく点で、制作を学ぶ人にも役立つと感じます。未経験からの入り方は、未経験からWebマーケに入るならウェブ解析士から?でまとめています。

先に手を出すと遠回りになりやすいもの

ここからが、この記事のタイトルにもなっている部分です。「やってはいけない」という意味ではなく、順番を間違えると効率が落ちやすいものをまとめます。

手を出しがちなもの遠回りになりやすい理由先にやると良いこと
デザインツールの習熟見た目は作れても、実装や運用の制約が分からないまま設計しがちになる①で既存ページのHTML/CSSを読む
WordPressテーマの自作PHP、テンプレートの仕組みなど範囲が広く、最初の壁が高い②で既存テーマの範囲の修正から
JSフレームワーク(Reactなど)基礎が曖昧だと、エラーの意味が分からず止まる素のHTML/CSSで1ページを作る
目的が決まる前のスクール契約何を自分でやるか決まっていないと、学べる範囲が広いほど消化しきれない①〜④で自分の目的を具体化する
ポートフォリオの作り込み(C向け)中身より見栄えに時間を使い、肝心の実務力が育たない小さな実案件・自分のサイト運用から
読めないコードをAIに丸投げ出てきたコードの良し悪しが判断できず、壊れたときに直せない①で「読む」力をつけてから活用

深掘り:「遠回り」の共通点

上の表を眺めると、共通点があります。「作る」や「学ぶ」の入口が大きすぎて、自分の目的とのつながりが見えなくなることです。

たとえば、Webデザインの学習は、見た目を作る力を育ててくれます。ただ、「自社サイトの料金表を直したい」という目的の人が、最初にデザインツールを習熟する必要は、たぶんありません。目的に対して、入口が大きすぎます。

AIの活用についても触れておきます。生成AIは、コードの雛形づくりやエラーの説明で、学習の強い味方になります。ただ、出てきたものの良し悪しを判断するには、読む力が必要です。①を先にやっておくと、AIの使い方の質も上がると考えています。

内製・外注・採用・学習|4択をコストで並べる

ここで一度、「スキルをどう調達するか」という全体の視点に戻ります。学ぶのは、4つの選択肢のうちの1つにすぎません。

選択肢かかるもの向いている場面注意点
内製(自分で直す)自分の時間修正が頻繁で、内容が軽い学習の時間コスト、属人化
外注都度の見積もり費用+待ち時間修正が少ない・大がかり頻度が高いと積み上がる
採用人件費・採用の手間継続的に大量の制作・更新がある採用と育成のコストが重い
学習(スクール等)学習費用+学習時間自分で作れるようになる必要がある目的がずれると使い切れない

この4択の詳しい比較は、Web制作のスキルをどう調達するか|内製・外注・採用・学習の4択をコストで並べるにまとめています。

損益分岐の考え方

学ぶか、外注するかを迷うときは、次の式で考えると整理しやすいです。

  • 外注を続ける場合:1回あたりの外注費 × 年間の依頼回数 + 待ち時間のロス
  • 学ぶ場合:学習費用 + 学習にかける自分の時間

たとえば、後述するスクールの最も安いコースが475,600円からという案内なので、年間の外注費がその金額に届くのかを一度計算してみてください。届かない場合、学習に投資する経済的な理由は弱くなります。もちろん、待ち時間の短縮や、ノウハウが社内に残る価値は数字に出にくいですが、まず金額で比べてみるのが、判断の出発点になります。

スクールという選択肢|WEBCOACHの公式案内から

ここまで①〜④を進めても、「自分で作れるようになる必要がある」「独学では詰まる」と感じた場合に、⑤の選択肢としてスクールが出てきます。ここでは、WEBCOACHの公式の案内を、客観的に整理します。私自身はWEBCOACHを受講していないので、体験談ではなく、公式に書かれていることとして読んでください。

公式の案内で確認できること

以下は、広告主が提供した情報と公式サイトの記載に基づくものです(WEBCOACH公式サイト)。

項目公式の案内
料金最も安いコースで475,600円から(2026年9月時点。税の扱いは公式で要確認)
分割払い月々9,800円から、との案内
カリキュラムWebデザイン、Webマーケティング、Webライティング、ノーコード/コーディングを含むWeb制作まで、合計47のスキルが1つのコースで学び放題、と記載
教材学習コンテンツは卒業後も永久に閲覧可能、と記載
コーチ全員が現役のフリーランス。採用率5%程度の選考を通過した人のみ、と記載
サポート専属コーチによる完全マンツーマン。24時間質問可能。定期的なコーチング(学習計画・モチベーション管理・将来の相談)
想定する受講者副業・フリーランスを目指す、主に20代〜40代の女性

数字の読み方

料金については、総額で見ることをおすすめします。「月々9,800円から」という分割の案内は、月額だけを見ると手が届きそうに感じますが、私が確認した範囲では、分割の回数・金利・総支払額は公式に記載を見つけられませんでした。月額だけで判断せず、総額と併せて、無料カウンセリングなどで確認するのが安全です。

また、コースごとの正確な名称や料金差、受講期間も、私は公式で確認できていません。「475,600円から」は、あくまで最も安いコースの案内だと理解してください。

「47スキル学び放題」をどう読むか

「47のスキルが学び放題」という形式は、公式にそう書かれている、という事実として受け止めるのがいいと思います。その形式に、向く人と向かない人がいます。

向いていそうな人

  • 制作だけでなく、マーケティングやライティングも含めて、幅広く触れたい人
  • 自分の適性が分からず、いくつかの分野を試したい人
  • 独学だと計画が続かず、伴走してくれる人が欲しい人

向いていないかもしれない人

  • 「自社サイトの軽微な修正ができれば十分」という人(学ぶ範囲が広すぎる可能性があります)
  • すでに広告運用やマーケティングの実務があり、制作の一部だけを補いたい人
  • 決まった範囲を短期間で終わらせたい人

想定受講者が副業・フリーランスを目指す個人と案内されているため、経営者やマーケ担当者が「自社の内製」を目的に使うには、カリキュラムの重心が違う可能性があります。ここは私の推測なので、カウンセリングで、目的に合うかを直接確認するのが確実です。

無料カウンセリングで確認しておきたいこと

「①〜④を進めて、それでも自分で作れるようになりたい」「独学で詰まってきた」という方には、WEBCOACHの無料カウンセリングで話を聞いてみるのも、1つの手です。WEBCOACH公式サイトから予約できます。

ただ、「無料だからとりあえず」という気持ちで参加すると、聞きたいことが聞けないまま終わることがあります。事前に質問を書き出しておくことをおすすめします。

聞いておきたいことのリスト

  1. 料金:自分が受けるコースの名称、総額、税の扱い
  2. 分割払い:回数、金利、総支払額
  3. 受講期間:期間と、終了後の質問サポートの扱い(教材は卒業後も閲覧可能と案内されていますが、コーチへの質問はいつまでか)
  4. 47スキルの内訳:自分の目的に必要なスキルはどれで、どの順番で進めるのか
  5. コーチについて:得意分野(制作寄りか、マーケ寄りか)、選び方、合わなかった場合の変更可否
  6. 質問対応:「24時間質問可能」の実際の返信の目安
  7. 学習時間:1週間あたりの学習時間の目安
  8. 解約条件:途中でやめる場合の扱い
  9. 実績の数字:案件獲得などの実績を示す数字があれば、その出典と集計方法
  10. 生成AIの扱い:公式サイトに「生成AI活用」の項目がありますが、実際にどう使うのか

公式サイトには、卒業時アンケート(2023年12月1日〜18日、回答113件)で満足と回答した割合が自社調べとして載っているようですが、私は具体的な数値を取得できていません。このように、調査の時期や回答数、集計方法を確認する習慣は、スクールに限らず、サービスを選ぶときに役立ちます。

また、キャンセルの場合は、ほかの人の予約枠も無駄になってしまいます。参加する場合は、質問リストを持って、しっかり話を聞ける状態で臨んでいただければと思います。

買わなくていい人・別のことに投資した方がいい人

正直に書きます。次に当てはまる方は、スクールに申し込まなくて大丈夫だと思います。

  • 修正が年に数回だけの人:年間の外注費が学習費用に届かないなら、外注の方が安くて早いことがあります
  • 自社の事業を伸ばす場所が、制作ではない人:広告、営業、商品開発など、ほかにお金と時間を使った方が成果につながる場合があります
  • ①〜③をまだ試していない人:無料でできる範囲で、自分に合うかどうか確認してからでも遅くありません
  • 担当者のゴールが決まっていない人:ゴールが決まらないまま学ばせても、成果が測れません

私自身、制作を外注するか内製するかは、案件ごとに判断を繰り返しています。「全部自分でやる」が正解ではないというのが実感です。

よくある質問

Q. 未経験でも、何から学べばいいですか?

まずはHTMLとCSSを「読む」ところからをおすすめします。ブラウザの開発者ツールで、気になるサイトの見出しやボタンがどんなコードで作られているか見てみてください。無料で今日からできます。書く練習は、読めるようになってからで遅くないと思います。


Q. 独学だけで、Web制作は身につきますか?

身につく人も多いと思います。私自身も、体系的なスクールではなく独学でコードやサイト構築を進めてきました。ただ、独学では原因の切り分けで詰まりやすく、そこで時間を溶かします。①②③を独学で進めてみて、それでも詰まる部分が多いなら、教わる選択肢を検討する目安になります。


Q. 簡単な修正だけなら、学ぶより外注の方が安いですか?

修正の頻度によります。年に数回であれば、外注の方が安く済む場合があります。目安として、「1回あたりの外注費 × 年間の回数」と、「学習費用+自分の時間」を比べてみてください。頻度が高い、または待ち時間で機会損失が出ているなら、内製に価値が出てきます。


Q. WEBCOACHの料金は、結局いくらかかりますか?

公式の案内では、最も安いコースで475,600円からとされています(2026年9月時点。広告主提供情報)。分割払いは月々9,800円からという案内ですが、分割の回数・金利・総支払額は、私が確認した範囲では公式に記載を見つけられませんでした。コースごとの料金差も含めて、無料カウンセリングで総額を確認してください。


Q. 経営者やマーケ担当者が、内製のために使うことはできますか?

公式の案内では、想定受講者は副業・フリーランスを目指す主に20代〜40代の女性とされています。そのため、自社の軽微な修正が目的の場合、カリキュラムの範囲が広すぎる可能性があります。ただ、実際の対応範囲は、カウンセリングで自分の目的を伝えて確認するのが確実です。


Q. スクールに通えば、副業やフリーランスで稼げるようになりますか?

公式サイトには、案件獲得などの実績の数値を、私は見つけられませんでした。稼げるかどうかは、受講内容だけでなく、その後の営業や実践の量にも左右されます。実績を気にされる場合は、カウンセリングで数字とその出典を聞いてみてください。


Q. ウェブ解析士は、制作を学ぶ前に取った方がいいですか?

順番は必須ではありません。ウェブ解析士は、制作ではなく「計測と改善」の資格です。制作を学びながら、または②③の後に、④の「測る」の学びとして取り組むと、作ったものを評価する視点が身につきます。

まとめ

未経験からWeb制作を学ぶ順番は、①読む → ②直す → ③作る → ④測る → ⑤投資を判断すると整理しました。①〜④はほぼ無料で進められ、その過程で、自分が「どこまで自分でやりたいか」がはっきりしてきます。

先に手を出すと遠回りになりやすいのは、デザインツールの習熟、WordPressテーマの自作、JSフレームワーク、目的が決まる前のスクール契約、そして読めないコードのAI丸投げです。入口が大きすぎると、自分の目的とのつながりが見えなくなります。

お金をかけずにできる次の一手は、次の2つです。

  • 自社サイトの軽微な修正(文言やリンク先の変更)を、自分でやってみる
  • 発注中の見積もりの内訳を、項目ごとに制作会社へ聞いてみる

そのうえで、「自分で作れるようになる必要がある」「独学では詰まってきた」という方は、スクールを選択肢に入れてみてください。公式の案内では、WEBCOACHは最も安いコースで475,600円からです。年間の外注費や自分の時間と並べて、それでも学ぶ価値があると感じたら、WEBCOACH公式サイトで最新の料金とカリキュラムを確認し、無料カウンセリングで、先ほどの質問リストを持って聞いてみるのがいいと思います。

修正が年に数回なら外注、事業を伸ばす場所が制作でないなら別の投資、というのも立派な判断です。無理に学ぶ必要はありません。この順番が、皆さんの判断の助けになればうれしいです。

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