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Merchant Center Nextで補助フィード・フィードルールはどこ?旧画面から移行して見当たらない設定の探し方

Merchant Center Nextで補助フィードやフィードルールが見つからない原因は、追加機能『高度なデータソース管理』が無効なことと名称の変更です。有効化の手順、旧名称との対応表、見当たらない時の切り分け、カスタムラベルの再設定まで解説します。

この記事のポイント

  • Merchant Center Nextで補助フィードとフィードルールが見えない最大の原因は、追加機能「高度なデータソース管理」が無効であることです。
  • 補助フィードは「補足データソース」、フィードルールは「属性ルール」に名称が変わっており、機能自体は残っています。
  • 有効化しても見えない場合は、ユーザー権限・見ているアカウント・メインソースの種類の3点を順に確認すれば原因を特定できます。
  • Classicは2024年9月30日に廃止されたため、旧画面へ戻す方法はなく、新UIでカスタムラベルを再設定するのが正しい対処です。

旧Merchant Centerで組んだ補助フィードが見当たらず、カスタムラベルの更新が止まったままP-MAXの商品分割が崩れている。Merchant Center Nextへの移行後に、そんな場面に出会う運用担当者は少なくありません。

先にお伝えすると、設定は消えていません。補助フィードやフィードルールの置き場所が、既定の画面では隠れているだけのことが多いです。この記事では、有効化の手順から旧名称との対応表、見当たらない時の切り分け、カスタムラベルの再設定、P-MAX側の確認までを順に整理します。内容は2026年時点の情報です。

Merchant Center Nextで補助フィード・フィードルールはどこにある?

Merchant Center Nextで補助フィードとフィードルールを使うには、追加機能(アドオン)の「高度なデータソース管理」を有効にします。有効化すると、データソース画面に補足データソースと属性ルールの管理場所が現れます。

背景には経緯があります。Search Engine Landの「Google Merchant Center Next will soon support rules and supplemental feeds」では、Nextは初期段階でルールも補助フィードも持たず、後から追加された機能として提供されたと伝えられています。つまり既定の画面に出てこないのは、不具合ではなく仕様と考えるのが自然です。サポートへの問い合わせやデータソースの作り直しに進む前に、まずここを確認するだけで解決する例は多いはずです。

設定(歯車)→追加機能→高度なデータソース管理の有効化

手順は短く済みます。

  1. Google Merchant Center(旧Merchant Center Next)にログインし、右上の設定(歯車)アイコンを開く
  2. 「追加機能」を選ぶ
  3. 一覧から「高度なデータソース管理」を探し、有効にする

画面の文言や配置は更新されることがあるため、「追加機能」が見当たらなければ、設定メニュー内の検索で探すのが早いです。なお、有効化は管理者権限がないと操作できない場合があります。

有効化後に補足データソースと属性ルールが表示される場所

有効化後は、メニューの「データソース」を開きます。メインデータソースの一覧に加えて、補足データソースを追加する導線と、属性ルールの管理が表示されるようになります。ここに出なければ、次の章の対応表で名称を確認し、その後の切り分けに進んでください。

旧Merchant Centerの設定は新しい画面で何という名前になった?

旧Merchant Centerの「補助フィード」は新UIの「補足データソース」に、「フィードルール」は「属性ルール」に名称が変わりました。「補助フィード」や「フィードルール」で画面内検索をしても出てこないのは、そのためです。

旧Merchant Center(Google Merchant Center Classic)新Merchant Center主な用途
補助フィード補足データソースメインの商品データに属性を上書き・追加する
フィードルール属性ルール条件に応じて属性値を作る・変換する
主フィードメインデータソース商品データの土台

補助フィード→補足データソース

補足データソースとは、メインデータソースの商品に対して、商品IDで突き合わせて属性を補う追加のデータソースです。Googleスプレッドシートで「ID」と「custom_label_0」だけを並べた表を作る使い方が典型で、メインフィードを触らずにラベルだけ差し替えられます。

フィードルール→属性ルール

属性ルールとは、「価格が一定以上なら特定の値を入れる」「タイトルに特定語を含む商品へラベルを付ける」といった条件を、データソースの取り込み時に適用する仕組みです。表の管理が不要で、商品追加にも自動で追従します。

即時プレビュー・ステージングとは

即時プレビューやステージングは、ルールを本番反映する前に、変更後の値を確認するための機能です。旧環境にはなかった発想で、属性ルールの誤設定による広告配信の事故を減らす目的で使えます。提供状況は画面により異なるため、お使いのアカウントで確認してください。

有効化しても見当たらない時はどう切り分ける?

高度なデータソース管理を有効にしても見えない場合は、ユーザー権限、見ているアカウント、メインソースの種類の順に確認します。この順番は、確認の手間が小さい順でもあります。

Googleの公式ヘルプ「Frequently Asked Questions about transition to Merchant Center Next」によると、Classicで補足データソースや属性ルールを使っていたアカウントは、移行時に機能が自動で有効化されたとされています。有効なのに見えないなら、機能の有無より、見る側の条件を疑う方が筋が通ります。

ユーザー権限が足りないケース

標準権限のユーザーには、データソース関連の項目が表示されないことがあります。管理者権限を持つ人に、ご自身のアカウントの権限を確認してもらってください。Search Engine Landの「Why advertisers aren’t happy about Google Merchant Center Next」では、上級者向けのフィード操作が隠れたことへの広告主の不満が報じられています。インハウス運用では、誰が機能を有効化し、誰がデータソースを管理するかを先に決めておくと、こうした見落としを防げます。

MCAやサブアカウントで見ているアカウントが違うケース

複数のアカウントを束ねるMCAを使っていると、旧設定が親アカウントにあり、いま開いているのはサブアカウント、という取り違えが起きます。画面左上のアカウント名とIDを、旧環境で使っていたものと照合してください。移行時にアカウント構成が変わっていないかも見ておきましょう。

ウェブサイトのクロールやアプリ連携のソースで起きる制約

メインデータソースがウェブサイトのクロールやアプリ連携の場合、補足データソースの使い方に制約が出ることがあります。この点は公式ヘルプに明確にまとまっていない部分で、実務ではつまずきやすい箇所です。商品IDでの突き合わせが成立しているか、メインソースの種類が何かを、データソース画面で確認してください。それでも解決しない時は、Googleのサポートへ上記の確認結果を添えて問い合わせるのが早道です。

旧Merchant Centerの画面に戻すことはできる?

できません。Google Merchant Center Classicは2024年9月30日に廃止されたため、2026年時点で旧UIに戻す選択肢は存在しません。前述の公式FAQにもこの旨が記載されています。

2024年9月30日にClassicが廃止された

廃止後はNextが標準の画面になり、ClassicのURLにアクセスしても新UIにつながります。移行を延期する、一時的に旧画面を使う、といった逃げ道もすでに閉じています。

古い『元に戻す』手順が使えない理由

移行初期には「画面右上から旧版に切り替える」といった案内が出回っていましたが、Classicそのものが終了した以上、その手順は使えません。古い記事の手順を試して時間を溶かすより、新UIで同じ機能を作り直す方が確実です。幸い、Search Engine Landの「Google fixes supplemental feed limitation in Merchant Center Next」によれば、既存のGoogleスプレッドシートを補足ソースとして使えない制限は修正されたとのことです。旧環境で使っていたカスタムラベル管理シートは、捨てずにつなぎ直せる可能性が高いと考えられます。

カスタムラベルを新しいMerchant Centerで設定し直すには?

カスタムラベルの再設定は、手動で管理したい場合はスプレッドシートの補足データソース、条件で自動付与したい場合は属性ルールを使い分けます。商品ごとにバラバラの値を付けるならシート、価格帯やカテゴリで機械的に分けるならルールが向きます。

スプレッドシートの補足データソースで付ける手順

  1. Googleスプレッドシートに、1列目に商品ID(メインデータソースのidと同じ値)、2列目にcustom_label_0を作る
  2. データソース画面で補足データソースを追加し、ソースとしてGoogleスプレッドシートを選ぶ
  3. ひも付けるメインデータソースを選び、取り込みを実行する

ヘッダー名は属性名と一致させます。ここがずれると取り込まれません。

属性ルールで条件付きで付ける手順

属性ルールでは、対象の属性にcustom_label_0を指定し、値と適用条件を設定します。例えば「価格が一定額以上なら高単価」といった形です。保存前にプレビューで値を確認してください。ルールの設計や分割の考え方は、カスタムラベルを使った商品グループ設計で詳しく扱っています。

商品IDの一致と、ソースの重複による上書きの注意

つまずく典型は2つです。1つは商品IDの不一致で、大文字小文字や桁のゼロ落ちでも別IDになります。もう1つは重複で、Jumpflyの「Setting Up Supplemental Feeds in Google Merchant Center Next」では、補足ソースがメインソースの対象国・フィードラベルにひも付き、同じ属性を複数の補足ソースが上書きすると、結果が予測しにくくなると解説されています。移行後に旧シートと新ルールの両方が残り、ラベルが揺れる例は日本でも十分起こり得ます。同じ属性は1つのソースだけで管理する、と決めておくのが安全です。

設定変更後にP-MAX・ショッピング広告で確認することは?

確認すべきは、商品の詳細に新しいカスタムラベルが反映されているかと、Google広告のリスティンググループが想定どおりに分かれているかの2点です。反映までには時間がかかることがあるため、変更直後は焦らず待ちます。

商品の詳細で値が反映されたかを見る

Merchant Centerの商品一覧から、サンプルとして数件を選び、詳細画面でcustom_label_0の値を確認します。メインデータソースの値のままなら、前述の商品ID不一致や重複を疑ってください。

リスティンググループのカスタムラベル分割を点検する

Google広告のP-MAX(アセットグループ)やショッピングキャンペーンで、カスタムラベルを条件にしたリスティンググループが「その他」に偏っていないかを見ます。ラベル名が変わった、あるいは空になった場合、商品が意図しない枠に流れます。分割後の構成は、P-MAXアセットグループの分割基準も参考になります。

なお、フィードを編集した結果、価格などがずれて審査に引っかかる事故も起こり得ます。その場合はMerchant Centerの不実表示による停止の対処を確認してください。媒体をまたいでフィードを運用しているなら、Metaカタログのフィード診断も併せて点検しておくと安心です。

よくある質問

Q:Merchant Center Nextでフィードルールは使えなくなったのですか?

使えます。名称が「属性ルール」に変わり、追加機能の高度なデータソース管理を有効にすると表示されます。Classicでフィードルールを使っていたアカウントは、移行時に自動で有効化されたとされています。

Q:高度なデータソース管理を有効にすると費用はかかりますか?

私たちが確認した範囲では、公式ヘルプに料金の記載は見当たりません。無料のアドオンとして扱われており、不要になれば無効に戻せます。ただし仕様は変わり得るため、有効化前にお手元の画面の表示を確認してください。

Q:補足データソースの値がメインフィードの値に上書きされないのはなぜ?

商品IDの不一致、ひも付けたメインデータソースや対象国の違い、他の補足データソースとの競合の3点を順に確認してください。同じ属性を複数のソースが設定していると、意図しない値が採用されることがあります。

Q:商品を管理画面で直接編集した値と補足データソースはどちらが優先されますか?

優先順位は設定の組み合わせで変わるため、お使いのアカウントの公式ヘルプで確認することをおすすめします。実務では、同じ属性を複数の経路で触らず、補足データソースか属性ルールのどちらかに管理方法を絞るのが安全です。

Q:旧Merchant Centerに切り替える方法はありますか?

ありません。Classicは2024年9月30日に終了しており、公式FAQでも旧画面へ戻す選択肢は案内されていません。新UIで補足データソースと属性ルールを設定し直す形になります。

真策堂では、Merchant Centerのフィード設計からP-MAXの商品分割まで、こうした観点でのご相談をお受けしています。移行後の設定整理や運用体制の見直しでお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

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