真策堂
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LINE広告のインストリーム広告TVer配信、10月21日にDeal ID申請と動画画質の運用が変更

LINEヤフーが、ディスプレイ広告(運用型)のインストリーム広告TVer配信の機能改善を発表。Deal ID申請フォームの刷新、デバイス「ALL」の追加、動画画質の変更点を、広告担当者向けに整理します。

本記事は2026年10月6日付のLINEヤフー公式発表にもとづく、2026年10月7日時点の情報です。仕様は変更されることがあるため、実際の運用前に公式ヘルプの最新情報をご確認ください。

この記事のポイント

  • 2026年10月21日(水)から、TVer配信のインストリーム広告で3つの変更が入る予定です。
  • Deal IDの発行依頼フォームが新しいURLに変わり、期間延長の依頼フォームは従来のままです。
  • デバイスに「ALL」が加わり、1つのDeal IDで全デバイスに配信できるようになります。
  • 配信できる動画の画質は「プレミアムレート」のみになり、入稿済みの動画は影響を受けません。

何が変わったのか

LINEヤフーは2026年10月6日、LINEヤフー広告のディスプレイ広告(運用型)で配信できる「インストリーム広告」のTVer配信について、機能改善を発表しました。実施日は2026年10月21日(水)で、公式では「日程は変更になる場合があります」と案内されています。対象ツールは広告管理ツールです。

変更点は3つあります。1つ目は、Deal ID(TVerの広告枠に配信するための識別番号)を発行してもらうための依頼フォームが新しくなることです。新しいフォームのURLは公式ページに掲載されています。なお、すでに発行したDeal IDの配信期間を延長する依頼については、従来のフォームから変更はありません。

2つ目は、対象デバイスの選択肢に「ALL」が加わることです。これまで全デバイスに配信したい場合は、「PC/スマートフォン」用と「コネクテッドTV」用の2つのDeal IDを発行する必要がありました。「ALL」を選ぶと、1つのDeal IDで全デバイスが対象になります。ただし、「ALL」を選んだ場合は「クリッカブル」を選べません。

3つ目は、入稿できる動画の画質の変更です。配信できる動画の画質が「プレミアムレート」のみになります。詳細はTVerの動画入稿規定で確認するよう案内されています。実施日より前に入稿済みの動画と、すでに発行済みのDeal IDには影響がないと明記されています。

そもそもTVer配信のインストリーム広告とDeal IDとは

インストリーム広告とは、動画の再生前や再生の途中に流れる動画広告のことです。テレビ番組のあいだに流れるCMに近いものを、インターネットの動画サービス上で配信するイメージです。TVerは民放各局の番組を配信する動画サービスで、その広告枠にLINEヤフーの運用型広告から配信できる仕組みがあります。

Deal IDは、広告を出す側と広告枠を持つ側とのあいだで、あらかじめ取り決めた条件で取引するための識別番号です。条件の合う広告枠だけに配信するために使われます。今回の記事に登場する「TVer PMP」は、公式のページ上では、このDeal IDを発行する仕組みの名称として出てきます。PMPは一般に、限られた広告主だけが参加できる広告枠の取引形態を指す言葉です。

「コネクテッドTV」は、インターネットにつながったテレビのことです。「クリッカブル」は、広告をクリックして遷移先へ進める形式を指すと考えられますが、公式の発表ページには詳しい説明がありません。「プレミアムレート」も、画質の区分の名称であることは読み取れるものの、具体的な画質の数値は今回のページには書かれていません。詳細は、案内されているTVerの動画入稿規定で確認する形になります。

広告運用の現場にどう影響するか

最も実務に近いのは、Deal IDの管理が楽になる可能性があることです。これまで全デバイスに出したい場合は2つのDeal IDが必要で、申請の手間も管理の件数も二重になっていました。「ALL」を使えば、1件にまとめられる場面があると考えられます。

一方で、「ALL」を選ぶとクリッカブルが選べなくなる点には注意が必要です。クリックして遷移先へ誘導する形式を使いたい場合は、「ALL」を選ばず、従来のようにデバイスを分けて申請する必要がある可能性があります。どちらの形で組むかは、広告の目的によって変わります。この点の細かな扱いは公式では詳しく説明されていないため、不明な点は担当窓口に確認しておくと安心です。

動画の画質については、入稿できるのがプレミアムレートだけになるため、実施日以降に新しく動画を入稿する場合は、素材がその規定を満たしているか確認が必要です。ただし、入稿済みの動画は影響がないとされているので、すでに配信中の素材をすぐに差し替える必要はないと読み取れます。

また、フォームのURLが変わるため、古いURLをブックマークしたり、社内マニュアルや代理店との共有資料に書いたりしている場合は、実施日以降に古い案内のままになってしまう恐れがあります。なお、これらはいずれも公式発表の範囲から読み取れる内容にもとづく整理で、実際の画面での見え方や運用上の細かい違いは、実施後に確認する必要があります。

いま確認しておきたいこと

まず、TVer配信の予定があるかを社内や代理店に確認します。予定がなければ、今回の変更は当面の運用に影響しないと考えられます。

次に、Deal IDを申請する担当者が誰かを確認し、10月21日以降は新しいフォームのURLを使うよう共有します。社内マニュアルに古いURLが書かれていれば、差し替えておくと混乱を防げます。期間延長の依頼は従来のフォームのままである点も、あわせて伝えておくと安心です。

三つ目に、これから発行するDeal IDで全デバイスに出す予定があるなら、「ALL」にするか、デバイス別に分けるかを決めておきます。クリッカブルを使いたい場合は、「ALL」を選べない点を前提に考えます。

四つ目に、新しく入稿する予定の動画素材について、TVerの動画入稿規定(https://biz.tver.co.jp/ad-submission-rules)を開き、プレミアムレートの画質の条件を満たしているか制作担当に確認します。

最後に、すでに入稿済みの動画と発行済みのDeal IDの一覧を手元に整理しておきます。公式では影響なしとされていますが、実施後に配信状況を見比べるときの基準になります。

出典

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