サイト更新はどこまで自分でやるべきか|内製と外注の線引きを決める基準
サイト修正のたびに外注して待つのに疲れた担当者へ。内製・外注・採用・学習の4択をコストと向き不向きで整理し、スクールという選択肢の位置づけも正直に解説します。
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この記事のポイント
- サイト更新は「内製・外注・採用・学習」の4択で考えると、費用対効果の比較がしやすくなります
- お金をかけずにまず試せる範囲(ノーコード・既存サイトの軽微修正・見積もりの分解)が意外と広いです
- 学ぶ場合の投資額は総額で判断すべきで、月額だけを見ると判断を誤ります
- WEBCOACHは「47スキルを1コースで学び放題」型のカリキュラムで、向く人と向かない人がはっきり分かれます
- 買わなくていい人には買わなくていいと、この記事でもはっきり書きます

「また外注か」と思ったその修正、本当に外注が必要ですか
小さな修正なのに数日待たされる担当者
サイトのテキストを1行直すだけなのに、制作会社に連絡してから反映まで3営業日かかる。見積もりが届いたけれど、この金額が妥当なのか判断する材料がない。担当者に「どこまでできるようになってほしいか」を決めないまま、なんとなく「Webに詳しい人」を期待してしまっている——。
こういう状況、私も広告運用の仕事をしていると頻繁に相談を受けます。私自身、自社サイト(真策堂のサイト)をWordPressから静的サイトに自分で移行して、記事の公開やデプロイをコードから回す仕組みを自作して運用しています。だからこそ言えるのですが、「全部自分でやる」も「全部外注する」も、どちらも極端すぎるとコストが合わなくなります。
この記事では、サイト更新を「どこまで自分でやり、どこから任せるか」という線引きの基準を、内製・外注・採用・学習の4つの選択肢で整理します。スクール(WEBCOACHなど)はあくまでその4択のうちの「学習」の一手段として扱います。先にお金をかけずにできることを出したうえで、それでも足りない部分をどう埋めるかという順番で書いていきます。
まずお金をかけずにできることから
スキルを買う・人を雇う前に、無料でできる範囲を確認しておくと判断のノイズが減ります。
- ノーコードツールで小さく作ってみる:STUDIOやWordPressのブロックエディタなど、コードを書かずに触れるツールで簡単なページを1つ作ってみると、自分がどこでつまずくかが分かります。つまずく場所が「デザインの判断」なら学習が必要、「単純に時間がない」なら外注が向いています。
- 公式ドキュメントで基礎を追う:使っているCMS(WordPressなど)の公式ヘルプやテーマの説明書は、たいてい無料で読めます。ここで「用語が分からなくて詰む」なら、体系的な学習が要ります。
- 今のサイトの軽微な修正だけ自分でやってみる:文言の変更、画像の差し替え、リンク先の修正など、既に動いているサイトの「壊れない範囲」の修正を自分でやってみるのが、実は一番リスクが低い練習になります。バックアップさえ取っておけば、失敗しても被害が小さいからです。
このステップで「自分でもいけそうだ」と感じたら内製寄り、「これは無理だ」と感じたら外注や採用の比重を上げる、という判断材料になります。お金を払う前に、この無料の範囲で一度手を動かしてみることをおすすめします。
サイト更新スキルの4つの調達方法
Web制作のスキルをどう手に入れるかは、大きく分けて4つのルートがあります。それぞれのコストと向き不向きを詳しく比較した記事もありますが、ここでも要点を整理します。
| 選択肢 | 初期コスト | ランニングコスト | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 内製(自分で覚えて自分でやる) | 学習時間(数十〜数百時間) | 実質ゼロ〜低い | 修正頻度が高く、内容も軽微なもの中心 |
| 外注(都度依頼) | 案件ごとの見積もり | 依頼のたびに費用 | 修正頻度が低い、または高度なデザイン・実装が必要 |
| 採用(Web担当を雇う) | 採用コスト・人件費 | 月々の人件費 | サイト更新が事業の主要業務の一つになっている |
| 学習(スクール等で体系的に学ぶ) | 数十万円規模(例:WEBCOACHは475,600円から) | 学んだ後は内製と同じ | 独学で伸び悩んでいる、または副業・キャリア目的 |
この表の見方で大事なのは、「学習」は独立した選択肢ではなく、「内製の準備段階」だということです。学習にお金を払っても、その後の運用フェーズでは内製と同じ土俵に立ちます。つまり学習コストは、内製化への投資として回収できるかどうかで評価すべきで、単体で「安いか高いか」を比べる対象ではありません。
内製する場合の線引き基準(担当者向け)
図1: 内製と外注を分ける3段階の判断フロー
サイト更新を内製化したい担当者の方に向けて、私が実務で使っている線引きの目安を書いておきます。
- テキスト・画像の差し替えは内製で十分なケースがほとんどです。CMSの管理画面から触れる範囲であれば、専門知識がなくても数回練習すれば安定してできるようになります。
- レイアウトを変える・新しいセクションを追加するのは中間ゾーンです。ノーコードツールやテーマの標準機能で対応できるなら内製可能、コードを書く必要があるなら外注か学習が必要になります。
- 表示速度・SEO構造・セキュリティに関わる変更は外注に残すべきだと考えています。ここを内製で無理にいじると、直したつもりが検索順位やコンバージョン率を落とすことがあります。私はGA4やClarity(ヒートマップ・セッション録画)で改善の効果測定をする仕事もしていますが、変更の影響が数字に出るまで気づかないケースは実際によくあります。
この3段階で線を引いておくと、「なんとなく全部内製したい」という漠然とした希望が、「ここまでは自分たちで、ここからは任せる」という具体的な運用ルールに変わります。
外注している側が見積もりで確認すべきこと(発注者向け)
見積もりの内訳を丁寧に聞き返す発注者
外注を続ける場合でも、見積もりの妥当性を判断する最低限の知識は持っておいたほうがいいです。私自身、広告運用の仕事の中で制作を外注するかどうかを判断する場面が多くありますが、見積もりを丸ごと信じるのではなく、項目を分解して聞くようにしています。
- 「デザイン費」「コーディング費」「CMS実装費」「テスト・修正対応費」がそれぞれいくらか
- 修正の回数に上限があるか、上限を超えた場合の追加費用はいくらか
- 公開後の軽微な修正(テキスト変更など)は契約に含まれるか、都度課金か
- 納品後、自分たちでどこまで触れる状態で渡してもらえるか(管理画面の権限、コードの所在)
これを聞くだけで、「相場が分からないから言われた金額を払う」状態から抜け出せます。お金をかけずにできる一手として、今発注中の見積もりがあるなら、まずこの4点を項目ごとに聞き直してみることをおすすめします。
それでも学ぶ選択をするなら:WEBCOACHという選択肢
内製化を進めたいが独学で伸び悩んでいる、あるいは副業・キャリアとしてWeb制作を学びたい——そういう場合に候補になるスクールの一つがWEBCOACHです。公式サイトによると、Webデザインだけでなく、Webマーケティング・Webライティング・ノーコードやコーディングを含むWeb制作まで、合計47のスキルを1つのコースで学び放題という設計になっています。学習コンテンツは卒業後も永久に閲覧できるとのことです。
体制面では、コーチは全員が現役のフリーランスで、採用率5%程度の選考を通過した人のみが担当するとされています。受講生専属のコーチによる完全マンツーマン制で、24時間質問可能、学習計画・モチベーション管理・将来の相談まで含めた定期的なコーチングがあるという案内です。想定ターゲットは副業・フリーランスを目指す20代〜40代(主に女性)とされており、真策堂の読者層である経営者・マーケ担当・発注側の方とは必ずしも一致しません。この記事では「学ぶならこういう選択肢がある」という一つのサンプルとして扱っています。
料金は、公式の案内によると最も安いコースで475,600円からとされています。分割払いを利用すると月々9,800円からに抑えられる、との案内もありますが、分割回数・金利・総支払額は私の方では確認できていません。「月9,800円」という数字だけを見て安いと判断せず、総額の475,600円を基準にして、分割条件は公式サイトや無料カウンセリングで必ず確認してください。
「47スキル学び放題」は誰に向くか、誰に向かないか
47スキルが1コースにまとまっている、という設計を自分なりに読み解くと、これは「何を学べばいいか自分でもまだ分かっていない人」向けのカリキュラムだと思います。Webデザイン・コーディング・マーケティング・ライティングを横断的にカバーしているということは、逆に言えば「デザインだけ深く極めたい」「コーディングだけ最短で身につけたい」という、的が絞れている人には遠回りになる可能性があります。
私自身はWeb制作を体系的なスクールで学んだわけではなく、コードを書いて自動化やサイト構築を独学で進めてきたタイプです。独学だと「何を学べばいいか」を自分で探す時間が一番溶けます。逆に言うと、47スキルという広いカリキュラムと、質問し放題のマンツーマン体制は、その「探す時間」を圧縮する設計だと理解できます。ここに数十万円の価値を見出せるかどうかが、判断の分かれ目になります。
向いている人
- 副業やフリーランスとしてWeb制作を仕事にしたい、具体的な目標がある人
- 独学で何度か挫折した経験があり、伴走してくれる人が必要な人
- デザイン・コーディング・マーケティングを横断的にできる人材になりたい人
向いていない人
- 今のサイトの軽微な修正だけができればいい人(学ぶより外注のほうが安いことが多いです)
- 事業の伸ばしどころがWeb制作そのものではなく、広告運用やコンテンツ企画にある人(その場合は制作スキルより先に投資すべき領域が別にあります)
- 特定の1スキル(例えばコーディングだけ)を最短で身につけたい人
修正だけを目的にするなら、475,600円を払うより、外注費として何十回分も依頼できる金額です。学ぶ目的が「キャリアを作る」ことなのか「今の修正を楽にする」ことなのか、ここをはっきりさせてから判断することをおすすめします。
カウンセリングに行くなら、聞くべきことを決めてから行く
無料カウンセリングは成果地点が「予約」ではなく「参加完了」に設定されているサービスが多く、行くこと自体に一定の重みがあります。せっかく時間を使うなら、次のことを確認リストにして持っていくと、その場の説明を鵜呑みにせずに判断できます。
- 47スキルのうち、自分が優先して学びたい分野(デザインなのかコーディングなのかマーケティングなのか)にどれくらいの比重で時間を割けるか
- コース料金の内訳(総額475,600円からのうち、教材費・コーチング費・サポート費がどう分かれているか)
- 分割払いを選んだ場合の分割回数・金利・総支払額(月々9,800円という数字だけでなく、最終的にいくら払うことになるか)
- 学習期間の目安と、卒業後にどのくらいのペースで実務に繋げていけそうか
- 卒業後に永久閲覧できる教材の範囲と、コーチへの質問可否がいつまで続くか
これらを聞いたうえで、「今の自分の目的に合っているか」を判断すれば、カウンセリングに行く価値は十分に上がります。逆に、これらを確認せずに「無料だから」という理由だけで参加するのはおすすめしません。
買わなくていい人には、買わなくていいと言います
正直に書きますが、サイトの修正が月に数回程度で、内容もテキストや画像の差し替えが中心なら、47スキルを学ぶよりも外注を続けたほうが総支払額は安くなる可能性が高いです。475,600円という金額は、修正代行を何十回も依頼できる規模の投資です。
また、事業を伸ばす上でボトルネックになっているのがサイト制作ではなく、集客や広告運用、商品設計にある場合は、そちらに先に投資したほうが費用対効果は高いはずです。Web制作のスキルは「あれば便利」ですが、「なければ事業が止まる」ものとは限りません。この記事はスクールへ誘導することよりも、まず自分の状況が内製・外注・採用・学習のどれに当てはまるかを判断してもらうことを目的にしています。
よくある質問
Q. スクールに通わなくても独学でWeb制作は身につきますか? 身につきます。私自身、体系的なスクールに通わずコードを書いてサイト構築や自動化を独学で進めてきました。ただし独学は「何を学べばいいか」を自分で探す時間がかかります。その時間を圧縮したい人にとって、スクールは意味を持ちます。
Q. WEBCOACHの料金は結局いくらですか? 公式の案内によると、最も安いコースで475,600円からとされています。分割払いで月々9,800円からという案内もありますが、分割回数・金利・総支払額は公式サイトや無料カウンセリングで確認する必要があります。月額だけを見て判断しないようにしてください。
Q. 修正だけできればいいのですが、それでもスクールは必要ですか? 必要ないケースが多いと思います。テキストや画像の差し替え程度であれば、CMSの管理画面操作を数回練習するだけで内製化できます。修正頻度が低いなら外注を続けたほうが総コストは安くなることもあります。
Q. 無料カウンセリングだけ受けても大丈夫ですか?押し売りされませんか? カウンセリングの内容自体は私自身が確認したものではないので断定はできませんが、行く前に「何を確認したいか」のリストを用意しておけば、その場の説明を主体的に評価しやすくなります。本記事のカウンセリングのセクションに確認リストをまとめていますので参考にしてください。
Q. 発注している制作会社の見積もりが妥当か分かりません。どうすればいいですか? 見積もりを「デザイン費」「コーディング費」「CMS実装費」「テスト・修正対応費」に分解してもらい、修正の上限回数と超過時の費用、公開後の軽微修正が契約に含まれるかを確認するのがおすすめです。これだけでも判断材料はかなり増えます。
Q. Web担当者を採用するのと、既存の担当者に学ばせるのとではどちらがいいですか? サイト更新が事業の主要業務の一つになっているなら採用、既存業務の一部として発生する程度なら学習(内製化)のほうが固定費を抑えられる傾向があります。内製・外注・採用・学習の4択をコストで比較した記事で詳しく整理していますので、あわせてご確認ください。
まとめ
サイト更新をどこまで自分でやるかは、「内製・外注・採用・学習」の4択で考えると判断がしやすくなります。まずはお金をかけずに、ノーコードツールを触ってみる、既存サイトの軽微な修正を自分でやってみる、発注中の見積もりを項目ごとに分解して聞いてみる——このあたりから始めるのが遠回りに見えて実は一番安全です。
そのうえで、「独学では伸び悩んでいる」「副業やキャリアとしてWeb制作を体系的に学びたい」という目的がはっきりしているなら、学習という選択肢を検討する価値があります。WEBCOACHは47のスキルを1コースで学べる設計で、料金は公式の案内で475,600円からとされています。分割条件を含めた正確な金額と、自分の目的に合っているかどうかは、公式サイトや無料カウンセリングで直接確認してください。
「無料だから」だけで動くのではなく、確認したいことを決めてから行くことをおすすめします。詳しい情報はWEBCOACH公式サイトでご確認ください。
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