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新宿のGoogle広告 除外キーワードの決め方|検索語句から求人・他エリア目的を外す手順

新宿のGoogle広告で「バイト」「求人」など求人目的の検索に広告が出ていないか確かめる手順を解説。検索語句を4つの目的に仕分け、すぐ外す語・顧客と混ざる語・残す語を判断表で整理。登録の階層とマッチタイプ、採用広告との交差除外、除外後の検証まで説明します。

この記事のポイント

  • 新宿のGoogle広告では、検索語句を求人・他エリア・情報収集・顧客の4目的に仕分けてから除外を決めると、無駄クリックを減らしつつ機会損失も避けられる。
  • 「バイト」「アルバイト」「求人」「年収」などは語単位で即除外でき、「モニター募集」「スタッフ」「講習」は顧客の検索と混ざるため完全一致で条件付きに外す。
  • 求人語はフレーズ一致、紛らわしい語は完全一致で登録する。自社で採用広告も出すなら、アカウント単位ではなく販促キャンペーン単位の共有リストに入れる。
  • AI Maxを有効にする前に除外リストを当て、除外の2週間後に表示回数とコンバージョンを比べて、除外しすぎていないかを確かめる。

新宿で検索広告を出していると、検索語句レポートに「新宿 バイト」「新宿 求人 短期」といった語が数行混ざっているのに気づくことがあります。1件ずつの費用は小さく見えます。ところが並べて合計すると、見過ごせない額になっている場合が少なくありません。

ただし、「求人っぽい語を片っ端から外す」のは正解ではありません。語によっては、外した瞬間に顧客の検索まで消えてしまうからです。

この記事では、新宿のGoogle広告の除外キーワードを、検索語句の仕分けから登録、効果の検証まで順に説明します。他エリア目的の判断は既存記事に任せ、ここでは求人目的の整理を中心に進めます。

新宿の広告、無駄クリックを仕分ける

新宿のGoogle広告では除外キーワードをどう決めればいい?

検索語句の4目的への仕分け 図1: 検索語句の4目的への仕分け

新宿のGoogle広告の除外キーワードは、検索語句を求人・他エリア・情報収集・顧客の4目的に仕分け、求人目的は語単位で除外し、顧客の検索と紛らわしい語だけを条件付きで外すのが基本です。除外キーワードとは、その語を含む検索に広告を表示させないための設定を指します。

順番を間違えると、除外が効きすぎます。先に辞書を作って登録するのではなく、先に自分のアカウントの検索語句を見て、実際に費用が流れている語から判断してください。

新宿で求人目的の検索が混ざりやすい理由

新宿区は飲食店・小売・クリニック・サロン・オフィスが密集していて、地名を含む求人検索の母数が大きい地域です。「新宿 ○○」という形は、サービスを探す人にも仕事を探す人にも使われます。

地名を入れた検索は意図が近いので、キーワードの一致範囲を広げた運用ほど求人語を拾いやすくなります。Stackmatixの「Home Services Negative Keywords Strategy」でも、地域型の事業ほど求人系の検索が混ざりやすいと整理されています。日本でも同じ構造で、店舗や士業の広告で起きやすい傾向があります。

除外を決める前に見る3つの数字(費用・CV・語の出現回数)

語を除外するかどうかは、次の3つで決めます。

指標見るもの判断
費用その語を含む検索語句の合計費用大きい語から優先して検討する
コンバージョン同じ語を含む検索語句のCV数1件でもあれば即除外にしない
出現回数その語を含む検索語句の行数多いほど語単位の除外が効く

費用が小さくても、出現回数が多い語は効率よく止められます。逆に、費用が大きくてもCVが付いている語は慎重に扱います。

検索語句レポートで求人目的・他エリア目的の語を見つけるには?

検索語句レポートは、Google広告の管理画面で「インサイトとレポート」から「検索語句」を開くと確認できます。ここに広告が実際に表示された検索が並ぶので、求人目的の検索もここで見つかります。ただし、すべての検索語句が表示されるわけではありません。表示されない分については、検索語句レポートの「その他の検索語句」で詳しく説明しています。

レポートの期間とフィルタの決め方

期間は、まず直近90日で見るのが無難です。クリック数が少ないアカウントでは30日では語が足りず、半年だと古い設定の影響が混ざります。

フィルタは次の順で絞ってください。

  1. 費用が0円超の行に限定する(表示だけで終わった行は後回し)
  2. 費用の多い順に並べ替える
  3. キャンペーン別に分けて見る(販促用と採用用が同居していないかの確認も兼ねる)

画面上で確認したあと、CSVで書き出してスプレッドシートに貼ると、次の集計がやりやすくなります。

求人・他エリア・情報収集・顧客の4分類で仕分ける

仕分けは、語の見た目ではなく、検索した人が何をしたいかで決めます。

目的検索語句の例基本の扱い
求人新宿 バイト、新宿 求人 短期語単位で除外(次章の辞書で確認)
他エリア渋谷 ○○、地名の同名別地域地域設定と役割分担して判断
情報収集自分でやり方、無料、費用相場サービス内容次第で残すか外すか決める
顧客新宿 ○○ 予約、新宿 ○○ 料金残す。除外で巻き込まない

他エリアの行は、隣の駅名・エリア名を除外するか残すかの判断表に回してください。この記事で扱うと内容が重なります。

スプレッドシートで語ごとに費用を集計する(n-gram)

n-gram分析とは、検索語句を1語・2語・3語の塊に分け、塊ごとに費用やCVを集計する手法です。Adalysisの「N-gram analysis」の記事では、この集計で「バイト」「求人」のような語を含む検索語句をまとめて1つの除外で止められると解説されています。1行ずつ判断するより速く、除外漏れも減るという考え方です。

ただし日本語には分かち書きがありません。英語のように自動で語に分けられないので、手作業で候補語を決めます。手順は次のとおりです。

  1. 検索語句のCSVを貼り、A列に検索語句、B列に費用、C列にCV数を置く
  2. 費用上位の行を眺めて、「バイト」「求人」「募集」などの候補語を別シートに書き出す
  3. 候補語ごとに、=SUMIF(A:A,"*"&E2&"*",B:B) で費用を、同様にC列でCV数を合計する
  4. 候補語を含む行数も COUNTIF で数える

Adalysisも指摘するとおり、出現回数や費用だけで決めてはいけません。合計CVが0でも、元の検索語句を一度見て、顧客の検索が混ざっていないか確かめます。

求人目的の除外キーワードはどこまで外すべき?

外していい語と残す語を見極める 外していい語と残す語を見極める

求人目的の語は、即除外・条件付き・残すの3段階に分けると、外しすぎを防げます。語が求人専用なら即除外、顧客の検索と共用なら条件付き、自社サービスそのものの語なら残します。

英語のリスト型の考え方は参考になります。TechWyseの「110 Negative Keyword」の記事は、雇用・無料・情報収集・DIY・教育といった意図の種類で除外語を整理しています。英語の語彙は日本の検索では使えませんが、カテゴリ分けの枠組みは流用できます。

すぐ外してよい語(バイト・アルバイト・求人・パート・正社員・年収など)

次の語は、仕事を探す人にほぼ限られます。語単位で除外してかまいません。

  • バイト、アルバイト、パート、パートタイム、派遣、契約社員、正社員
  • 求人、採用、中途、新卒、転職、応募、面接
  • 年収、月給、時給、給与、給料、シフト、未経験歓迎

読者の業種によって例外はあります。人材紹介や求人媒体の広告主であれば、これらは顧客の検索です。自社の販促が何かを先に確認してください。

顧客の検索と混ざる語(モニター募集・スタッフ・講習・資格など)

ここが除外のやりすぎを招きやすいところです。

語求人側の意味顧客側の意味扱い
募集人材募集モニター募集、生徒募集「求人 募集」など組み合わせで外す
スタッフ働く人スタッフ指名、スタッフ紹介完全一致で個別に外す
講習研修を受ける講習を受けたい顧客業種次第で残す
資格資格を取る・活かす資格者を探す業種次第で残す
研修社内研修法人向け研修の依頼BtoBなら残す

たとえば美容系の店舗で「モニター募集」が顧客の検索なら、「募集」単独の除外は避けます。教室や講習を売る事業でも、「講習」「資格」は顧客そのものです。条件付きの語は、フレーズ一致で語全体を止めるのではなく、「新宿 スタッフ 募集」のような求人側と確認できた検索語句だけを完全一致で外します。

表記ゆれと語の組み合わせの網羅のしかた

除外キーワードは、類義語や表記ゆれを自動では拾いません。「バイト」を入れても「アルバイト」「アルバイト募集」「バイト募集」までは止まらず、「求人」と「求人情報」も別扱いになる場面があります。登録時は、漢字・ひらがな・カタカナ・略称を語ごとに書き分けてください。

網羅の手順は単純です。まず、検索語句のCSVから求人側と判断した行を抜き出します。次に、含まれる語をひらがな・カタカナ・略称に展開し、組み合わせ(例:「新宿 バイト 短期」「パート 主婦」)も候補に加えます。この展開作業が、日本語で除外を作るときの手間です。

他エリア目的の検索語句はどう扱う?

他エリア目的の検索は、人の所在地は地域設定で、検索語に含まれる地名は除外キーワードで対処する、という役割分担で整理します。詳しい駅名ごとの判断は既存記事に任せ、ここでは線引きだけを示します。

除外キーワードと地域ターゲティングの役割分担

地域設定は、広告を見せる人の居場所や関心の地域を絞る設定です。除外キーワードは、検索に含まれる語で止める設定です。「渋谷 ○○」と検索した人が新宿にいれば、地域設定だけでは止まりません。逆に、新宿の商圏外にいる人が「新宿 ○○」と検索した場合は、除外では止められません。

所在地と関心の選び方は「所在地」と「関心」の選び方で整理しています。

同名地名・表記ゆれの誤マッチの見分け方

同名の地名や、旧表記・略称で検索語句が変わり、想定外のエリアに広告が出ることがあります。見分けるには、検索語句の地名部分だけを抜き出し、実際に商圏内の場所かを確認します。具体的な見つけ方は表記ゆれと同名地名の誤マッチの見つけ方に分けました。

除外キーワードはどの階層に、どのマッチタイプで登録する?

販促と採用の交差除外 図2: 販促と採用の交差除外

除外キーワードは、全体に効かせたい求人語をアカウントまたは共有リスト、業種固有の語をキャンペーンに分けて登録します。マッチタイプは、求人語はフレーズ一致、紛らわしい語は完全一致を基本にします。階層設計の考え方は共有除外リストの4層設計とP-MAXの除外で深く扱っています。

求人語はフレーズ一致、紛らわしい語は完全一致で入れる理由

除外キーワードのフレーズ一致は、その語を含む検索をまとめて止めます。「バイト」をフレーズ一致で入れると、「新宿 バイト 短期」も「バイト 新宿 募集」も止まります。語が求人専用であれば、これで十分に広い範囲を止められます。

完全一致は、その語句と同じ検索だけを止めます。紛らわしい語は、止めたい検索語句だけを完全一致で入れると、顧客の検索を巻き込みません。広げたいときはフレーズ一致、守りたいときは完全一致という使い分けです。

検索語句から追加すると完全一致になる仕様への注意

検索語句レポートから除外に追加すると、既定では完全一致で登録されます。1行だけ止める目的ならこれで問題ありません。ところが、求人語をまとめて止めたいときは、その語を含む別の検索語句が引き続き表示されます。登録前に、マッチタイプの欄をフレーズ一致に直してください。

登録しても広告が出続ける場合は、除外したのに広告が表示される原因を確認してください。

自社で採用広告を出している場合の交差除外

自社でも採用広告を出している場合は、アカウント単位で「求人」を除外してはいけません。採用キャンペーンまで止まるためです。Stackmatixの記事も、雇用系の語はアカウント単位に入れるのが定石としつつ、対象業種で採用広告を出すなら階層を分ける必要があると述べています。

交差除外とは、2種類のキャンペーンで互いの語を除外し合う設計です。

キャンペーン除外するもの
販促(サービス・予約)求人語の共有リスト
採用サービス語(予約、料金、問い合わせなど)

こうすれば、求人目的の検索が販促に流れず、サービスを探す人が採用広告をクリックすることもありません。アカウント単位のリストに入れてよいのは、自社の採用広告と無関係な語、たとえば明らかに競合関係のない無料系の語などに絞ります。なお、求人の検索を無料で受け止めたい場合は、Googleしごと検索に求人を無料で載せる方法も選択肢になります。Googleしごと検索は、求人情報を検索結果上で表示する仕組みです。

AI MaxやP-MAXを使う場合、除外は何が違う?

AI Max for 検索やP-MAX(パフォーマンス最大化)では、キーワード以外の検索にも広がるため、除外キーワードを事前に用意しておく必要が高まります。AI Max for 検索とは、検索広告のキーワード以外の検索にも配信を広げる機能です。

JumpFlyの「Automation in the Driver’s Seat」では、自動化が広がるほど除外キーワードは検索意図に沿わない拡張を止める数少ない手段になる、と指摘されています。日本でもAI Maxの導入が進んでいるので、求人の検索に広がるリスクは上がると考えるべきです。

AI Maxを有効にする前に共有リストを当てておく

有効にしてから除外を足すと、その間の費用は取り戻せません。したがって、AI Maxをオンにする前に、求人系と無料系の除外リストを対象キャンペーンへ適用しておいてください。DEV Communityの実務者投稿では、AI Maxでも通常の除外キーワードと共有リストが有効だと報告されていますが、単一の二次情報です。最新の仕様はGoogle広告ヘルプで確認したうえで進めるのが安全です。

P-MAXで除外が効く範囲と効かない範囲

P-MAXでは、2026年時点でアカウント単位の除外キーワードが適用されます。キャンペーン単位の除外の可否や共有リストの適用範囲は仕様が更新されているため、設定画面とヘルプで確認してください。また、P-MAXは検索語句の見え方が検索キャンペーンと異なります。除外後の検証では、見えるレポートの範囲で比較する前提で進めます。

除外したあと、効果をどう確かめる?

2週間後に数字を見比べる 2週間後に数字を見比べる

除外の効果は、登録の2週間後に除外前の同じ長さの期間と比べて確かめます。見るのは求人語の費用の減少と、全体のCVが落ちていないかの2点です。

2週間後に見る指標と比較のしかた

比較は次の表で行います。

指標除外前の2週間除外後の2週間期待する動き
求人語を含む検索語句の費用集計した額再集計大きく減る
全体のCV数確認確認横ばい以上
表示回数確認確認緩やかな減少

曜日や季節の影響を避けるため、前後の期間は同じ長さにそろえてください。

除外しすぎを見つけるチェック(表示回数の急減・CVの減少)

除外が効きすぎていると、表示回数が急に落ちる、CVが減る、のどちらかが現れます。その場合は、直近で足した語を新しい順に見直します。特に条件付きで入れた語は、フレーズ一致になっていないかを疑ってください。

月1回の棚卸しルール

月1回、次の3点を確認します。

  1. 検索語句レポートに新しい求人語が出ていないか
  2. 除外リストに、顧客の検索を巻き込んでいる語がないか
  3. 新しいキャンペーンに、共有リストが適用されているか

よくある質問

Q:除外キーワードに「求人」を入れると、類義語の「募集」や「バイト」も自動で除外されますか?

されません。除外キーワードは類義語や表記ゆれを拾わないため、語ごと、表記ごとに個別に登録する必要があります。

Q:検索語句レポートから除外を追加すると、どのマッチタイプになりますか?

既定は完全一致です。語を含む検索をまとめて止めたい場合は、登録前にフレーズ一致へ直してから保存してください。

Q:自社でも求人広告を出している場合、アカウント単位で「求人」を除外していいですか?

いいえ。採用キャンペーンまで止まってしまうためです。販促キャンペーンにだけ適用する共有リストで除外してください。

Q:除外キーワードを増やしすぎると、何が起きますか?

表示機会が減り、スマート入札の学習量も落ちます。登録の2週間後に表示回数とCVを確認し、減りすぎていれば直近の語から見直します。

Q:「新宿」を含まない他エリアの地名は、除外キーワードと地域設定のどちらで外すべき?

人の所在地は地域設定で、検索語に含まれる地名は除外キーワードで対処します。詳しい判断は隣の駅名・エリア名を除外するか残すかの判断表を参考にしてください。

新宿のGoogle広告の除外設計は、業種や自社の採用状況によって、外してよい語の線引きが変わります。真策堂ではこうした観点で相談を受けています。検索語句の仕分けや除外リストの設計で迷われたときは、お気軽にご連絡ください。

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